Convivaが日本法人設立
2022-05-18 10:30:03

ビデオストリーミング市場での急成長を支えるConviva、日本法人設立を発表

Conviva、日本市場への本格的展開



2022年5月、ビデオストリーミングのリアルタイム分析を手がけるアメリカの企業、Convivaが日本において営業を開始しました。東京に日本オフィスを設立し、成長を続ける日本のビデオストリーミング市場に本格的に参入します。この新たな拠点では、営業やマーケティング業務に加え、カスタマーサポートなどのサービスも提供。Convivaの技術を通じて、ストリーミングビデオの成長を支えることを目指しています。

Convivaは、ビデオストリーミング視聴データをリアルタイムで測定・分析するSaaSプラットフォームを提供しており、世界各地の人々の視聴体験の向上に寄与してきました。CEOのキース・ズブチェビッチ氏は「Convivaは過去10年間、58以上の技術特許を持ち、この分野をリードしてきた」と語ります。

日本市場での急成長



発表された最新のレポートによれば、日本市場は驚異的な成長を遂げております。2021年度第4四半期の総ストリーミング時間は、世界全体で+7%、米国では+0.2%の成長率でしたが、日本は+92%という異例の数字を記録しています。特にテレビでのストリーミング時間に至っては、驚くべき+110%の成長を遂げており、アメリカと比べるとその伸びは24倍にも及びます。これは、日本市場における大型テレビの販売増も一因と考えられます。

さらに、日本ではストリーミングの品質指標も大きく改善されており、バッファリングレートは大幅に低下、再生開始までの時間もアメリカに比べて30%以上早くなっています。このような進展は、ユーザーの再生体験を驚くほど向上させているといえます。

ストリーミングの未来に向けて



Conviva Japan合同会社の社長執行役を務める鳥井武志氏は、ストリーミングの視聴時間が今後も伸び続けると確信しています。「ストリーミングサービスの数が増えて競争が激化している中、配信品質や視聴動向をリアルタイムで分析することが企業成功の鍵です」と語り、精度の高い分析サービスを提供することで、視聴者の獲得やストリーミング品質の向上に貢献する意思を示しました。

Convivaは、CCTV、DAZN、Disney+など、世界的なブランドにもサービスを提供しており、その実績を生かして、日本市場でも多くの顧客に高品質なストリーミング体験を届けていく方針です。今回の日本法人の設立により、これまで以上に日本のストリーミング市場の発展を促進し、業界の成長を支えていく非常に重要なステップと言えるでしょう。

まとめ



Convivaの日本オフィス設立は、ストリーミング市場における今後の展望を示すものです。日本でのビデオストリーミングは今まさに成長期を迎えており、Convivaが提供する分析技術は、その成長を支えるための力強い後押しとなることでしょう。ストリーミングの未来がどう進化していくのか、期待が高まります。

会社情報

会社名
Conviva Japan 合同会社
住所
東京都千代田区丸の内 1-8-3丸の内トラストタワー20階
電話番号

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