BIGLOBEとContentsquareの提携
日本のデジタルビジネス界において新たな動きが見られます。BIGLOBE株式会社が、「Contentsquare」と業務提携し、顧客体験(CX)の向上を目指すプロジェクトを開始しました。これは、フランスに本社を持つContentsquareと、日本のソリューションパートナーである株式会社ギャプライズとの連携によるものです。
プロジェクトの概要
このプロジェクトの主な目標は、オンライン契約の獲得数を最大化することです。そのためには、ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)の改善が不可欠です。具体的には、以下のような課題を抱えていたBIGLOBEは、Contentsquareの導入によってこれを克服しようとしています。
- - 利用しているツールが多岐にわたり、データの分析精度が低かったため、時間がかかる
- - 改善施策の効果を定量的に評価することが難しかった
- - 施策の効果を定量的に測定できず、関係部署間での理解が得にくい
導入の経緯
Webサイト改善に向けた取り組みの中で、より効果的な分析手法を求めていたBIGLOBE。顧客のオンライン行動を深く理解し、離脱原因を探求することで、これまでのツールでは見つけられなかった新たな指標を活用し、サイトでのストレスを軽減したいという思いから、Contentsquareの導入が決まりました。
Contentsquareのプラットフォームを利用することで、顧客のウェブサイト訪問後の動きが明確になり、どの部分をどのように変えるべきかを具体的に示す仮説を立てることが可能になります。また、来訪者の行動における障壁を軽減させ「その先へ進んでもらうための改善策」を裏付けとなるデータをもって策定できます。
Contentsquareの期待
Contentsquareの高精度な行動分析機能に加え、ギャプライズが提供する活用支援プログラムへの期待も高まっています。これにより、顧客の行動心理を体系的に理解し、適切な情報提供を行い、ストレスフリーな体験を提供することで、コンバージョン率(CVR)及び顧客体験の向上を図ることができるでしょう。
ビッグローブご担当の神谷大地様は、「Contentsquareを通じて得た知見を活かし、顧客への情報提供をより適切に行いたい」とコメントされています。また、「まずはツールを使いこなすために、ギャプライズ社のサポートに期待しています」とも述べました。
Contentsquareとは?
Contentsquareは、デジタル上でのカスタマージャーニーに関わる全てのチームが直感的に利用できるオールインワン型のエクスペリエンス・インテリジェンス・プラットフォームです。このプラットフォームの特長は、顧客のオンライン体験に関する深い洞察を迅速に得られることです。AIを活用し、これまで見過ごされがちだった顧客体験の改善ポイントを見つけ出し、実際のユーザー行動データに基づいた施策を迅速に実行する助けとなります。
世界中の多くの企業がContentsquareを導入することで、常に変化する顧客ニーズに迅速に適応し、より良い体験を提供することでビジネスの成長を実現しています。
ギャプライズについて
株式会社ギャプライズは、革新的なテクノロジーを見いだし、日本国内のSaaS市場においてユニークな地位を築いてきました。多様な技術を取り入れ、クライアントのビジネス成長を支援するため、様々な選択肢を提供することに重点を置いています。2023年には日本のエンタープライズIT市場が拡大し、特にSaaS市場においては大きな成長が期待されています。
このように、BIGLOBEの新たなプロジェクトは、Contentsquareの先進的な分析手法と、ギャプライズの支援を受けることで、さらに顧客体験向上の道を歩み続けることでしょう。ぜひ、今後の進展に注目していきましょう。