地域文化のDX拠点
2025-10-06 19:28:33
広島市に地域文化を大胆にデジタル化する拠点が誕生
広島市に地域文化を大胆にデジタル化する拠点が誕生
2025年10月6日、広島市中区東千田町に新たなDX推進拠点『Digital Pride Hiroshima』がオープンします。この施設は、株式会社DoTSが開発プロデュースを担当し、地域文化をデジタルの力で成長に変えることを目指しています。
文化の翻訳とデジタル化
『Digital Pride Hiroshima』の基本理念は、地域文化や企業のアイデンティティをデジタルの力で守り、未来へと持続的な成長を支えることです。そのためのアプローチとして、株式会社CodeFoxが提唱する「エンジニアリング=文化翻訳」という考え方が取り入れられています。これにより、地域固有の価値や競争力を失わずに、デジタル技術を導入することが可能になります。
新拠点の主な機能
この新しい拠点は、次の4つの核心機能を持っています:
1. 実証ラボ - AI駆動の開発を通じて、地域ごとのDXモデルを確立し、競争力を高めるための検証を行います。
2. 人材育成 - 文化翻訳を担う人材を育成するため、実践的なカリキュラムを提供し、地域企業との連携を深めています。
3. 共創スペース - 地域企業や行政、教育機関が協力し、共にDXを進めるためのワークショップやイベントが開催されます。
4. 成果発信拠点 - 生まれた成功事例を「広島モデル」として発信し、他地域への広がりも視野に入れています。
文化の喪失という課題
画一的なDXが進む現代において、地域独自の文化が失われるリスクが高まっています。「Digital Pride Hiroshima」はこの課題に取り組み、地域文化の維持と成長を両立させるための新しいモデルを提案します。これにより、地域ごとの特性を活かした、持続可能なDXを実現します。
DoTSの役割
株式会社DoTSは、これまでも人と人、企業と地域をつなぐ場作りに注力してきました。『Digital Pride Hiroshima』においても、地域のコミュニティ形成とプログラムの共創を通じて、広島のデジタルトランスフォーメーションを進めていきます。
また、DoTSはシェアリングエコノミー協会中国支部を担っており、地域資源の循環や共有に関する取り組みも行っています。DXとシェアリングエコノミーの相性の良さを活かし、地域活性化に向けて新たな実践を広げる意欲を見せています。
拠点のアクセス
『Digital Pride Hiroshima』は、広島市中区東千田町1-1-61のhitoto広島ナレッジスクエアに位置し、広島電鉄宇品線「日赤病院前」駅から約6-8分の距離にあります。自家用車でのアクセスも可能で、近隣の駐車場を利用できます。
代表者のコメント
株式会社DoTSの代表取締役、谷口千春氏は「Digital Pride Hiroshimaの立ち上げに携われることを光栄に思っております。デザイン経営やシェアリングエコノミーの思想を大切にして、新しい地域モデルを広島から発信していきたい」と語っています。また、CodeFoxの進藤史裕氏は「DXは文化を成長力に翻訳するために存在すると考えています。この拠点を通じて、広島の『らしさ』をデジタルで実現し、新モデルを全国へ広げていきたい」と述べています。
地域発展への期待と新しいDXモデルの確立を目指す『Digital Pride Hiroshima』に注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
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株式会社 DoTS
- 住所
- 電話番号
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