バレエアンサンブルガラ2025出演 北井僚太さんインタビュー
バレエの魅力を多くの人々に届けるため、バレエ情報サイト「Balletweek」は、ポーランド国立バレエ団のファーストソリスト、北井僚太さんへのインタビューを行いました。彼のバレエダンサーとしての道のりや、ポーランドでの生活についてのお話をお届けします。
北井僚太さんについて
北井氏は、幼少期からバレエに挑戦し、さまざまな指導者のもとで技術を磨いてきました。特に、志村バレエスタジオでの指導が彼の成長に大きな影響を与えたと言います。彼は、2016年にスイス・タンツアカデミーチューリヒに入学し、2019年に卒業後、ポーランド国立劇場バレエ団に入団しました。
その後、急速に昇進を果たし、2023年にはファーストソリストへと昇格。2024年には「ベストダンサー・イン・ポーランド賞」を受賞するなど、その実力を証明しています。
バレエダンサーを目指したきっかけ
北井さんがバレエを始めるきっかけとなったのは、母親の影響です。彼女は、アートを愛し、特にバレエの美しさに魅了されていました。北井さんは、幼い頃から母親に連れられ、様々なバレエ公演を観る中で、その魅力に引き込まれていったのです。「自分もあのような舞台に立ちたい」と思い始め、バレエレッスンを受けるようになったと振り返ります。
ポーランドでの生活とバレエ団の作品
ポーランドへ渡ってからの生活は、一言で言うと「刺激的」だと北井さんは語ります。新しい文化や言語に触れ、多くの人々と出会い、自身の視野を広げているそうです。ポーランド国立バレエ団では、クラシックバレエを中心とした多彩な作品を上演しており、特に「シンデレラ」や「白鳥の湖」が人気とのこと。
北井さん自身も「シンデレラ」の王子役を演じることになり、この役に対する思いを熱く語ってくれました。「王子を演じることで、観客に夢を与えられることが何よりも嬉しい」とその魅力を語ります。
公演の詳細
2025年8月8日には、東京で『バレエアンサンブルガラ』が開催される予定です。この公演は、特に北井さんのようにプロを目指すダンサーたちが共演する機会でもあり、多くの人々に素晴らしいバレエの体験を提供します。
公演は、きゅりあん大ホールで行われ、第1部ではプロのダンサーたちが演技し、第2部では「シンデレラ」の抜粋が上演される予定です。
まとめ
北井僚太さんのインタビューを通して、バレエの舞台裏や彼の情熱を垣間見ることができました。今後の活動と公演に向けての意気込みが伝わってきます。彼の成長する姿にぜひご注目ください。