オールジャンル雑誌「スピン」第10号が登場
2024年12月16日(月)に発売されるオールジャンル雑誌「スピン」(第10号)の情報が公開されました。この新号は、様々なジャンルを網羅し、豊かな読み物と視覚的な魅力を提供します。また、特別な紙を使用した表紙と目次も注目です。
表紙と目次で魅せる特別な紙
「スピン」第10号の表紙は、作家・皆川博子さんの言葉と、ポール・コックスさんの美しいイラストが融合したデザインです。この号に使用される紙は、特別に選ばれたもので、表紙には天然鉱物「雲母」を用いた艶やかで柔らかな質感のファインペーパー「マイカレイド」、目次には伝統ある「アングルカラー」を使用しています。これらの紙材は、視覚だけでなく触覚でも楽しむことができ、雑誌の魅力をさらに引き立てます。
豪華小説連載陣
本号では一穂ミチさんや大森美香さん、尾崎世界観さん、恩田陸さんなど、著名な作家たちによる連載小説が掲載されます。その中でも特に注目すべきは、最果タヒさんの人気連載「ときには恋への招待状」の最終回で、作家・朝吹真理子さんをゲストに迎えています。また、芦沢央さんの短期集中連載「おまえレベルの話はしてない(芝)」は、将棋の世界を背にした深い物語が展開されると期待されています。
新たに登場する多様な作品
今回の「スピン」では、新たに田中有芽子さんが登場します。彼女の短編は、独特の世界観を呈し、読者を一瞬で魅了することでしょう。また、石川智健さんが参加する「警察小説アンソロジー」第3回では、彼の耽美的な文学世界が披露されます。
さらに充実したエッセイや書評
エッセイコーナーも充実しており、作家・海猫沢めろんさんと演出家・稲葉賀恵さんがそれぞれ異なる視点で「創作」について語ります。また、書評や詩に関する内容も盛りだくさん。松田行正さんの寄稿や朝宮運河さんの怪奇幻想文学への情熱など、多様なテーマが取り上げられています。
「スピン」の魅力を存分に体感
この号は、ただ読むだけでなく、視覚的・触覚的な楽しみを重視した内容が盛り込まれています。特に、読者が実際に手に取って感じることの重要性が強調されており、紙の質感やデザインが創り出す独特の体験が味わえます。雑誌内には「紙の話」や「紙のなまえ」といった特集もあり、視覚や触覚に響く情報が満載です。
2024年も残すところわずかですが、「スピン」第10号で充実した読書の時間を過ごしませんか?年末年始の贈り物として、自分自身や大切な人へのプレゼントにもぴったりです。この機会にぜひ手に取って、その魅力を体感してください。