古典籍の探求
2025-02-10 10:20:28

慶應義塾の特別展:古典籍の奥深い世界に触れるチャンス

慶應義塾ミュージアム・コモンズ展覧会のご紹介



慶應義塾ミュージアム・コモンズにて、特別展「書物ハンターの冒険:小松茂美旧蔵資料探査録 Ⅰ」が2023年3月17日から5月16日まで開催されます。この展覧会では、2021年に慶應義塾に寄贈されたセンチュリー赤尾コレクションの魅力的な古典籍を紹介します。

センチュリー赤尾コレクションとは



センチュリー赤尾コレクションには、古筆学者であり、著名な収集家であった小松茂美(1925~2010)の約15,000冊もの旧蔵書が含まれています。小松氏の収集の最大の特徴は、「文字を書く」営みに関わる日本の古典籍を独自の視点から、多様に蒐集している点です。この文化的財産は、古典学や書道、さらには日本の歴史を学ぶ上で非常に重要な役割を果たしています。

古典籍の再調査と目録化



現在、慶應義塾大学附属研究所 斯道文庫では、この膨大な蔵書の再調査及び目録化が進められています。展覧会ではその調査の過程が紹介され、多様な書籍の魅力が報告される予定です。このプロセスを通じて、来場者は古典籍の収集世界の奥深さや、日本文化への理解を深めることができるでしょう。

魅力的なコレクション



展覧会では、珍しい書物からありふれたものまで、著名人が所有していた文学作品や、タイトルのない不思議な資料まで、バリエーション豊かな書物が展示されます。来場者は、これらの書物の中に隠された物語を探ることで、新たな視点を得ることができるでしょう。

たとえば、ある古典書には偉大な文人がかつて書き留めた詩が含まれており、その瞬間に思いを馳せることで、時代を超えたつながりを感じることができます。また、何気ない一冊にも、作者の人生や背景が色濃く反映されているため、見る者に知的興奮を与えます。

参加方法と開催概要



展覧会への参加は、公開されている期間内であれば自由に訪れることができます。慶應義塾大学のプレスリリースには、詳細な情報や展示物の内容についても記載されていますので、ぜひ御覧ください。

この展覧会は、古典籍に興味がある人はもちろん、日本文化や歴史に興味を持つ全ての人にとって新たな発見の場となることでしょう。ぜひ、貴重な書物の数々から日本の歴史と文化の奥深さを体感してください。

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この特別展での体験が、皆さんにとって記憶に残るものとなりますように!


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