ドールの新しいSDGsプロジェクト
株式会社ドールは、高品質なフルーツの提供を通じて、社会と環境に良い影響を与えることを目指しています。この活動の一環として、廃棄バナナを助ける『もったいないバナナ』プロジェクトが発足しました。このプロジェクトの目的は、フードロスの削減と持続可能な開発目標(SDGs)の達成を進めることです。
プロジェクトの背景と目的
ドールは国連が提唱するSDGsに賛同し、2025年までにフルーツの廃棄をゼロにすることを目指しています。特に多くのバナナが流通過程で廃棄される中、まだ美味しく食べられるバナナを「もったいないバナナ」として再利用し、消費者に新たな価値を提供することを狙いとしています。
このプロジェクトでは、バナナがジュースとして再生されることで、フードロスの問題を解決するだけでなく、消費者に廃棄食品の意義について考える機会を提供します。これにより、フードロス削減の意識を高め、持続可能な社会の構築に貢献することを期待しています。
具体的な取り組み
プロジェクトの初展開として、賛同したバナナジューススタンドに『もったいないバナナ』を提供し、消費者がジュースを通じてフードロスについて考えるきっかけを作ります。例として、以下の店舗が『もったいないバナナ』に賛同しています。
- - 7days BANANA (伊勢店、大井町店、表参道店、天王寺ミオ店)
- - BANANA STAND (ミッテン府中店、桜上水店、仙川駅ナカ店)
これらの店舗では、バナナを使用した様々なジュースメニューが提供され、購入者にはフードロスに対する理解を深めてもらうことを目指します。
ロゴとその意義
本プロジェクトのロゴには、循環する矢印が描かれています。これは、まだ食べられるバナナが新しい形に再生されることで、再び価値を取り戻す様子を表現しています。また、SDGs活動としてのフードロス削減の重要性を広める願いも込められています。
ドールの姿勢と代表のコメント
ドールの代表取締役社長である渡辺陽介氏は、企業としての使命感を強く表しています。「私たちは、社会と相互に利益をもたらしながら事業を展開しています。フードロスを削減することで、未来の世代のためにより良い世界にすることが私たちの目標です」と話します。さらに、SDGsの達成に向け、今後はバナナ以外のフルーツでも同様の取り組みを進める意向を示しています。
参加店舗の声
『もったいないバナナ』プロジェクトの支援を受けるバナナスタンドの代表である黒田康介氏は、社会的な関心の高まりに応え、自社でもフードロスの重要性を呼びかける意欲を表明しています。彼は、「『もったいないバナナ』を楽しんでもらうことで、フードロスについて考えるきっかけになれれば嬉しいです」と述べています。
今後の展望
今後、『もったいないバナナ』プロジェクトはさらなる企業や店舗と連携し、より多くの廃棄フルーツの活用を図る予定です。プロジェクトは、共感する企業を随時募集しており、フードロス削減に向けた取り組みをさらに広げていく予定です。詳しい情報は、プロジェクトサイトで確認できます。
プロジェクトサイトはこちら
ドールは、持続可能な社会に向けた一歩を踏み出しました。私たちも、「もったいない」の意識を持ち、フードロス問題に目を向けることから始めましょう。