シャボン玉石けん、大賞受賞
2025-08-27 15:29:40

シャボン玉石けんが社会に優しい企業として大賞受賞

先日、シャボン玉石けん株式会社が株式会社船井総研ホールディングス主催の「サステナグロースカンパニーアワード2025」において、大賞を受賞したことが発表されました。本記事では、その受賞の背景や会社の取り組みについて詳しく紹介します。

シャボン玉石けんは、福岡県北九州市に本社を構える企業で、無添加石けんの製造・販売を行っています。創業以来、1974年の環境意識が低かった時代に先代社長が立ち上げたこの事業は、今日まで多くの生活者に支持されてきました。自社の理念に基づき、これまでに何度も地域社会や環境に貢献するための具体的な活動を行ってきたことが、今回の大賞受賞につながりました。

授賞式が行われたのは東京で、8月21日に行われました。この日の式典では、約12,000社から選ばれた企業の中から特に優れた14社が表彰され、その中でシャボン玉石けんが最優秀賞の栄冠に輝きました。表彰されたことは、自然環境を守ると共に、持続的に社会に貢献する企業としての評価を高める結果となりました。

代表取締役社長の森田隼人氏は受賞に際し、企業理念である「健康な体ときれいな水を守る。」を引用しながら、自社の無添加石けんが誕生するまでの経緯を教えてくれました。彼によれば、合成洗剤の使用が一般的だった1970年代、先代社長は環境への影響に気づき、無添加石けんの製造に舵を切ったといいます。それ以来、シャボン玉石けんは、無添加へのこだわりを持ち続けることで成長してきました。

また、森田社長は、自治体と連携して行った「島まるごと無添加石けん生活プロジェクト」についても触れました。このプロジェクトでは、福岡県宗像市の地島で、地元の方々にシャボン玉石けんを使ってもらい、生活排水による環境負荷を調査。結果、微生物の多様性が向上し、水質までも改善したことが報告されています。これにより、より良い地域社会を作る手助けができたのです。

そのほかにも、環境に配慮した石けん系消火剤の開発や健康被害の啓発活動も手掛けています。香料や化学物質過敏症といった、現代社会の新たな健康問題にも取り組むことで、消費者と地球環境の双方に優しい商品を提供しようと努力しています。

今回の大賞受賞を機に、シャボン玉石けんはさらなる企業の成長を目指し、社会に対する貢献の輪を広げていく意向を示しました。持続可能な社会を実現するための挑戦は、今後も続けられるでしょう。

今後もシャボン玉石けんの取り組みに期待が高まります。環境や健康に配慮した製品を求める消費者にとって、信頼できる選択肢としてこれからも輝き続けてほしいです。


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会社情報

会社名
シャボン玉石けん株式会社
住所
福岡県北九州市若松区南二島2-23-1
電話番号
093-701-3181

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