沖縄の伝統を感じる特別なイベントを銀座で
銀座のセイコーハウスホールにて、2021年5月22日(金)から6月1日(月)までの期間、「首里に伝わる染と織 玉那覇有公・平良京子 二人展」が開催されます。この展覧会では、沖縄の豊かな文化と歴史を背景に、2人のアーチストによる個性豊かな染織作品が展示されます。
沖縄の独自の染織文化
この二人展は、琉球王朝の洗練された美意識を反映した作品が並ぶ特別な機会です。重要無形文化財「紅型(びんがた)」保持者の玉那覇有公氏による、力強く、かつ品格のある紅型染が目を引きます。また、幼少期から芭蕉布に親しんできた平良京子氏の作品は、繊細な色調と光沢が特徴で、自然の素材を生かした独自の技術によって生まれた美しい煮綛(にーがしー)芭蕉布も展示されます。
煮綛芭蕉布は、琉球王朝時代には特に位の高い人々しか着用を許されなかった貴重な布で、その技法は木灰汁での精錬と染織に由来しています。この伝統技法は、地域の文化と歴史に根ざしたものであり、両アーティストの作品を通じてその魅力を存分に感じることができるでしょう。
二人のアーティストについて
玉那覇有公
1936年に沖縄県石垣市で生まれた玉那覇有公氏は、1962年に琉球紅型を修行し、以来数々の栄誉を受けてきました。1996年には重要無形文化財「紅型」保持者として認定され、その後も多数の受賞歴を誇ります。彼の作品は、琳派や江戸時代の美意識をも感じさせる素晴らしいものです。
平良京子
沖縄県名護市に生まれる平良京子氏は、1987年から約10年間、芭蕉布の伝承生として学びました。独自の感性を活かした煮綛芭蕉布の制作を行い、自然の中で行われる手作りの魅力を伝えています。祖母や母も芭蕉布を織っていた影響を受け、彼女の作品には自然との調和が常に感じられます。
展覧会の詳細
本展覧会は、両アーティストの作品を直接見る貴重なチャンスです。会場はセイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11)で、入場は無料です。営業時間は11:00から19:00まで、最終日は17:00までとなります。
主催は和光で、彼らの新たな取り組みとして、アーティストとの共創や展示など、さまざまな文化的発信を予定しています。興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。
最新情報は和光の公式ウェブサイトやSNSでご確認ください。次世代に受け継がれる沖縄の伝統的な染織文化を、是非この機会にご堪能ください。