台湾人学生が見たモダン都市「東京」
2026年度特別展示「台湾人学生がみたモダン都市・東京―鄧南光と法政大学の1930年代―」が、法政大学市ケ谷キャンパスにて9月1日から10月11日まで開催されます。この展示では、台湾出身の写真家・鄧南光の視点を通じて、1930年代の東京、特に法政大学との関係を再考する機会を提供します。
鄧南光とその作品
鄧南光(本名:鄧騰煇)は、台湾から日本へ留学した学生として、その目を通じて大正から昭和にかけての東京の様子を捉えました。彼が使用したドイツ製カメラ「ライカ」を持ち、彼の撮影した銀座や丸の内、浅草などの風景は、当時の人々の生活や文化の息吹を伝えます。展示では、彼のカメラ部仲間との関わりや、法政大学の学生文化についても触れられます。
展示概要と見どころ
展示は、主に4つの会場に分かれて行われます。最初の会場では、鄧南光と彼の仲間たちが活動した様子や、法大運動会の様子を紹介する動画が上映されます。また、第二会場では、関東大震災後の都市復興に焦点を当てた彼の撮影作品が展示され、歴史的背景を学ぶことができます。さらに、第三会場では、南光が撮影した1930年代の東京の実際の資料を通じて、モダン都市の様子を体感できます。最後の会場では、現在の法政大学カメラ部員たちの視点から見た「今の東京」についての写真展も開催されます。
スタンプラリーやシンポジウム
展示を楽しむ訪問者にはスタンプラリーも用意されており、4会場を巡りQRコードを集めた方には限定の缶バッジが贈られます。また、9月19日(土)には、著名な研究者や作家を招いた記念シンポジウムも開催され、異なる視点からの意見交換が行われます。
多様性を考える機会
この展示を通じて、台湾人学生が見た「モダン都市・東京」は、当時の歴史や文化の理解を深めるだけでなく、現代に生きる私たちに多様性の重要性を再認識させるきっかけとなるでしょう。異なる背景を持つ人々への理解を深め、想像力を広げる貴重な機会です。興味のある方は、是非法政大学市ケ谷キャンパスに足を運んでみてください。
展示の詳細や会場案内については、
HOSEIミュージアムの公式ウェブサイトをご覧ください。また、同展示に関連する紹介動画もYouTubeでチェックできます。