スタートアップの未来
2025-07-11 20:07:19

ICTスタートアップリーグ2025年度採択者63件発表、未来を切り拓く革新者たちが集結

2025年7月11日、東京・丸の内にて、「UPDATE EARTH シンポジウム Summer」が開催され、総務省のICTスタートアップリーグの採択者62件が発表されました。このイベントには約200名のスタートアップ支援関係者、行政、投資家、報道関係者が参加し、スタートアップの未来に向けた熱い議論と発表が行われました。

新藤義孝氏(衆議院議員・前スタートアップ担当大臣)は、開会挨拶にて「日本は人材と可能性が豊富であるが、今まで本気で起業家を支援してこなかった。この集まりこそが、日本の未来を動かす突破口になってほしい」と語り、参加者に対し期待とエールを送ります。

主なセッションでは、日本のスタートアップ企業が開発した新しいビジネスモデルや技術が紹介されました。特に、株式会社アノマリーの神田勘太朗氏は、振り付けを知財化する仕組みについて、「ダンスは自由の象徴であり、その経済価値を付加する仕組みが求められる」と述べ、知的財産の新たな可能性に触れました。

続いて、Tools For Humanityの日本代表、牧野友衛氏が「World ID」という虹彩認証技術について説明しました。「AIと共存する時代には、人間性を証明する技術が不可欠である」と語り、デジタルアイデンティティの重要性を強調しました。

さらに、Caravan Japanの谷元樹氏は、アメリカの金融、IT、エンターテインメントがいかに融合しているか、そしてそれが日本におけるエンタメ産業との違いについて分析しました。彼は、巨人たちが拡大する市場においてどのようにタレントネットワークを活用しているのかを明かし、日本のスタートアップ企業もこの流れを活かすべきだと提唱しました。

最後に、一般財団法人UPDATE EARTHの理事長である福田正氏が、「新しい挑戦が次々と生まれ、この取り組みが未来を切り拓く突破口となることを目指している。全員が一丸となって、日本のスタートアップを盛り上げていきたい」と、熱いメッセージを発信しました。

このシンポジウムを通じて、参加者たちは一層の結束を固め、日本のスタートアップシーンでの革新を目指す姿勢を新たにしました。62社の採択企業はこれからの1年間、伴走支援を受けながら、さらなる成長を続けていく期待が高まっています。

開催地であるDeloitte Tohmatsu Innovation Parkでは、今後のスタートアップの成長に向けた施策やネットワーキングの場として、積極的に新しいアイディアが生まれることを願っています。

このシンポジウムを契機に、日本のスタートアップシーンがさらなる飛躍を遂げること期待されています。


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会社情報

会社名
一般財団法人UPDATE EARTH
住所
東京都千代田区丸の内新東京ビル8F3-3-1
電話番号

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