新たな時代へ:木上実乃里、gracemodeの舵を握る
株式会社gracemodeは、2025年8月2日をもって木上実乃里氏を新たな代表取締役に迎えることを発表しました。美容に特化したメディア事業を展開するこの企業にとって、木上氏の就任は今後の成長戦略において大変重要な転機となるでしょう。
木上実乃里氏の経歴と実績
木上氏は、2020年に佐賀大学の教育学部を卒業後、新卒でAnyMind Groupに入社。そこで新卒MVPを受賞し、業績もトップクラスでした。2022年にはD2C事業部の新規事業立ち上げメンバーとして活躍。担当したブランドはなんと年間売上が前年比400%を達成しました。そして2023年10月にgracemodeに入社し、様々な美容コスメブランドのプランナーを担当しました。
その後、執行役員へと昇進しインフルエンサーPRサービスなど新たな事業の立ち上げを指揮。これらの経験が評価され、取締役を経て新たな代表に選ばれたのです。
メディアとしての成長戦略
gracemodeは、平均年齢25歳の若いメンバーたちが中心となる企業で、「好き」や「オタク」を持つ多様な個性が集まっています。木上氏は、消費者の視点に近い彼らの強みを最大限に活かし、迅速にリアルなトレンドを捉えることが可能です。
木上氏はコメントの中で、gracemodeの強みを「消費者と感性が近いメンバーが、リアルなトレンドを素早くキャッチ」できる点にあると強調しました。今後は美容分野だけでなく、ライフスタイル関連やその他の領域にも事業を拡大し、メディアパワーをさらに強化する計画です。
企業としての未来へ向けて
木上氏のビジョンには、「スキを突き詰め、トレンドのはじまりをつくる」という明確なミッションが掲げられています。「明日も未来も、もっと、楽しみになる世界をつくる」というビジョンを持った木上氏のリーダーシップのもと、gracemodeはさらなる成長を目指し、企業と消費者双方に価値を届けることを約束しています。
この新体制のもと、木上氏は現場とチームと徹底的に向き合い、提供価値の最大化を追求すると述べています。その姿勢は、過去7年半にわたって会社を築いてきた創業者からも強く支持されています。新たに木上氏にバトンが渡され、企業のさらなる飛躍が期待される中、彼女の手腕とビジョンに注目が集まっています。
業界への影響
また、株式会社ベクトルの西江肇司氏も木上氏の就任について「木上氏のリーダーシップのもと、ともに成長できることを楽しみにしています」と期待を寄せています。gracemodeがベクトルグループの一員として、PR事業の強化を図りながら新たな挑戦をすることで、SNSやコミュニケーション領域での専門性をより正確に発揮したい考えです。
まとめ
木上実乃里氏がgracemodeの代表取締役に就任することは、今後の美容業界のみならず、メディア業界全体にも影響を及ぼす重要なニュースです。彼女の革新的なアプローチと若々しい感性がどのように企業の成長を促すのか、目が離せません。