「継ぐ米」新米予約開始
2025-05-28 09:32:18

持続可能な農業を支える「継ぐ米」秋の新米予約が開始

持続可能な農業を支える「継ぐ米」秋の新米予約が開始



島根県の隠岐郡・海士町で生産されているブランド米「継ぐ米(つぐまい)」が、2025年産の新米予約を開始しました。運営を担う株式会社むじょう(本社:東京都目黒区、代表取締役:前田陽汰)は、高齢化が進む離島において、次世代に田園風景を「継ぐ」ことを目指しています。その手段として定期購入モデルを採用し、農家の安定した収入を支える仕組みを作り上げています。予約特典として、先着120名には全国送料無料で届けるキャンペーンも実施。消費者と海士町の田んぼを直接結ぶこのプロジェクトは、地域農業の未来を明るいものにすることを目指しています。

継ぐ米プロジェクトの背景と意義



「継ぐ米」とは、単に美味しいお米を届ける物販プロジェクトではなく、地域の営みや文化、景観を未来へ紡いでいくという願いが込められています。特に海士町では、高齢の農家が年金を頼りに田んぼを守っている現状があり、「いつまでこの状態が続くのか」という不安が蔓延しています。農業を続ける行為は地域の風景を守ることにもつながり、その存続はまさしく地域の未来を左右します。

このような課題解決のために、継ぐ米プロジェクトでは定期販売の形を取ることで、売上を安定へと導き、農家にとっての収入も見通しやすくしています。さらに、数年間内にこの業務を農事組合法人に統合し、本業者を介さない販売方式を構築することで、売上の大部分を生産者に還元する仕組みを目指しています。

食卓に届けるまでの「継ぐ」思想



「継ぐ米」では、お米そのものにとどまらず、発送時の梱包や発信する情報にも「継ぐ」という考え方が息づいています。海士町には伝統的なお裾分け文化があり、継ぐ米の梱包にはこの文化を反映させたいと考えています。田んぼの四季折々の写真や手書きのメッセージを通じて、まるで知人から届いた贈り物のような体験が味わえる仕掛けです。

また、Instagramやnote等を活用して、田植えや草取り、収穫などの作業の状況をリアルタイムで共有し、遠く離れた場所にいる消費者も稲の成長を楽しめるようになっています。このように「顔が見える」農業を超えて、「営みが見える」関係を築くことが継ぐ米の目指す姿です。





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会社情報

会社名
株式会社むじょう
住所
東京都目黒区中目黒3-6-2 中目黒F・Sビル5階
電話番号
050-3138-3737

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