完全キャッシュレスバス、実証運行を延長
福岡市を拠点にする西日本鉄道(西鉄バス)は、現在実施中の「完全キャッシュレスバス」の実証運行を2027年3月31日まで延長することを発表しました。この試みは、博多駅から福岡空港国際線を結ぶ路線、Fukuoka BRT線、太宰府ライナーバス旅人の3路線で行われており、現金以外の決済手段に限定することで、さらなる効率化を目指しています。
実証運行の目的と意義
今回の運行延長は、現金の取り扱いを減少させることによる停車時間の短縮や、キャッシュレス決済比率の向上を図ることを目的としています。西鉄バスは、この実証運行を通じて、完全キャッシュレスバスの需要を見極め、持続可能な公共交通の実現に向けた課題を把握していく方針です。
運行路線の詳細
現在、以下の3つの路線で完全キャッシュレスバスの運行が行われています:
1.
博多駅 ~ 福岡空港国際線
- 区間:博多駅(筑紫口)⇔福岡空港国際線ターミナル
2.
Fukuoka BRT
- 区間:天神⇔ウォーターフロント地区⇔博多駅
3.
太宰府ライナーバス旅人
- 区間:博多バスターミナル⇔太宰府
キャッシュレス決済の利用方法
完全キャッシュレスバスでは、運賃の支払いを原則現金以外の決済手段を利用する形になっています。具体的な決済手段は以下の通りです:
- - 交通系ICカード(nimoca、はやかけん、Suica、SUGOCAなど)
- - クレジットカードタッチ決済(Visa、Mastercard、JCB、American Expressなど)
- - 各種乗車券(券売機乗車券・SUNQパスなど、デジタルチケットを含む)
- - 各種定期券(通勤・通学定期、エコルカードなど)
ただし、バス車内ではICカードへのチャージが可能であり、現金しか持っていないお客様は従来通り運賃箱へ現金での支払いが可能です。
今後の展開
2026年3月31日までの予定で実施されていた運行が、2027年3月まで延長されることで、さらに多くの乗客がこの新しいキャッシュレスサービスを体験できることになります。西鉄バスの取り組みは、公共交通機関におけるデジタル化の進展や、環境への配慮、そして利便性向上につながることが期待されています。
完全キャッシュレスバスが今後どのように成長し、福岡の交通環境に影響を与えるのか注目です。