高槻市の中学生が野球全国大会出場を報告
令和6年12月13日、高槻市の市役所において、地元の硬式少年野球チーム「高槻リトルシニア」に所属する中学1年生の篠原理生さん(芝谷中学校)と小林湊さん(第六中学校)が、全国大会「JAL沖縄第4回Rookie Baseball Cup」への出場を濱田剛史市長に報告しました。2人の挑戦は地元の野球界に新たな希望をもたらしています。
高槻リトルシニアは、1980年に設立されて以降、40年以上にわたり少年野球を支持し、数々の成果を上げてきました。これまでの功績としては、関西連盟春季大会での優勝や、日本選手権大会、全国選抜大会への出場などがあります。現在、チームには中学3年生が17人、2年生が19人、1年生が14人の計50人が在籍し、週に2回の平日練習と週末の練習を行っています。
このチームの特長は、実践的な練習に重点をおいている点です。選手たちは、スコアリングポジションにランナーがいる状態での得点を確実にするため、進塁打やバントなどの技術向上に取り組んでいます。このような練習を通じて、選手たちは日々成長を続けています。
特に篠原さんはキャプテンとしてチームを引っ張り、また小林さんはエースピッチャーとしての役割をしっかりと果たしています。8月には関西地区大会で全76チーム中第3位という優秀な成績を収め、全国大会の切符を手にしました。12月25日から28日にかけて沖縄県で開催されるこの全国大会への挑戦に、2人は大きな期待と不安を抱えていることでしょう。
市役所を訪れた際、篠原さんは「チームの目標は全国制覇です。全力を尽くして頑張ります」と意気込みを示しました。濱田市長は「全国大会出場は本市にとって名誉なことです。ぜひベストを尽くしてください」と、彼らの挑戦を心強く応援しました。
高槻市から世界に羽ばたく若者たちの姿勢は、他の中学生にも刺激を与えており、地域のスポーツ振興にも大きな影響を与えています。今後の彼らの活躍に、地域全体が注目しています。私たちも彼らを応援し続けたいと思います。
この若きアスリートたちの情熱を、多くの人々が見守っています。全国大会での活躍を期待しつつ、地域の子どもたちに夢を与える存在になってほしいと願っています。