村田峰紀の個展「BAR」で語る、アートと行為の深い関係
パフォーマンスアーティストの村田峰紀が新しい個展「BAR」を1月17日(土)から2月7日(土)まで、void+で開催します。本展は、「かく」という行為に焦点を当て、観客との新しい関係を築くことを目的としています。村田は、自身の作品を通じて「意識=書く」「結果=描く」「行為=掻く」「潜在=欠く」という四つの側面が交わる「かく」という行為の原点を探求し続けてきました。
アートとパフォーマンスの接点
村田は、ドローイングやパフォーマンスを通じて「かく」という行為が誕生する瞬間や、そのプロセスを探る試みを行っています。本展での新シリーズ《fragment》では、制作過程で生じた木材の端切れを用いたインスタレーションを発表します。さらに、彼がこれまで作り上げてきた“穴”や“痕跡”を体感できるセラミック作品《Trace of line》も展示。これらの作品を通じて、観客は村田の考える「かく」の多様性に触れることができます。
BARカウンターでの対話と体感
会場内には、村田自身が制作したBARカウンターが設置され、来場者との対話の場として機能します。このスペースを通じて、村田と観客が時間を共有し、相互作用を体験することを目的とするでしょう。作品と観客との境界が曖昧になり、アートがより身近に感じられることでしょう。
体験型パフォーマンス「pressure」
個展期間中の週末には、観客一人ひとりと向き合うパフォーマンス《pressure》も行われます。観客と作品の距離を極限まで縮めることで、相互に作用し合うアートの体験を提供します。パフォーマンスは1月23日(金)、24日(土)、30日(金)、31日(土)、2月6日(金)、7日(土)に行われ、各日14時から18時まで随時開催されます。1対1という独特な形式を通じて、観客は新しい感覚を得ることができるでしょう。
村田峰紀のプロフィール
村田峰紀は1979年に群馬県で生まれ、前橋市在住。2005年に多摩美術大学美術学部彫刻学科を卒業しました。彼の個展は、東京のArt Center OngoingやShop rin art associationなどで行われ、国内外の美術館にも作品が収蔵されています。
「BAR」では、アートをただ見るのではなく、体感する新しい試みが待ち受けています。村田峰紀の独特な視点から生まれるアート体験は、多くの人々の心に響くことでしょう。心地よい緊張感と共に、ぜひ足を運んでみてください。