中北紘子個展「mizu tekiteki」開催！新作とトークイベント情報

中北紘子個展「mizu tekiteki」開催のお知らせ

広島市中区に位置する猫屋町ビルヂングにて、2025年6月13日から20日まで、中北紘子の個展「mizu tekiteki」が開催されます。この個展では、「作為と無作為の共存」をテーマに、自然に根ざした作品が展示されます。

人と自然の共生を描いた最新作

中北紘子は、これまでに花やシャンデリア、また人魚姫を描いてきました。彼女は、儚さと強さを併せ持つものに魅了され、絵の具の滴や重なりを活かしながら、観る人の感情に静かにする作品を創り出しています。
今回の個展では、厳島の豊かな緑と青い空、そして海の色を表現した最新作も含まれています。中北は、この島での自然の美しさに「楽園」を感じたと言い、その影響を受けながら「命の循環」をテーマにした作品を制作しました。意図的な要素と偶然の出会いが生む魅力を堪能できるでしょう。

特別イベント「THINK_134」開催

さらに、個展初日には特別なトークイベント「THINK_134」が予定されています。建築家の谷尻誠氏が登壇し、制作の背景やアイディアなどについて語ります。このイベントは、2025年6月13日19時から21時まで、猫屋町ビルヂング4階にて開催されます。椅子席は100人までの先着順で、会費は1000円です。事前予約は必要ありません。

中北紘子の作家としての道のり

兵庫県出身の中北は、東京藝術大学の大学院を修了後、創作活動を本格的に開始しました。彼女の作品は、幻想的で華やかな色彩に彩られ、同時に「作為」と「無作為」といった相反する概念を大胆に描き出しています。神戸とアメリカのカリフォルニアで活動しながら、国内外で個展を行ってきました。近年では、資生堂やTASAKIとのコラボレーションも話題となり、多様な形でアートの世界へ貢献しています。