新たなアートと発酵の融合
発酵エイジングケアブランド「FAS(ファス)」が、アクリル職人・俵藤ひでと氏とのコラボレーションによる新たな作品を発表しました。このコラボは「FAS THE CRAFTS」の第二弾として位置づけられています。
「FAS」は、美容成分を心地よく肌に届けることを目的としたブランドで、独自の発酵技術を駆使し、738種もの成分を含む「黒米発酵液」を開発しています。この独自の成分は、古代米の復興にも寄与しており、地域の特産品とも結びついています。
俵藤ひでとのコラボレーション
今回のコラボレーションでは、俵藤ひでと氏がアクリル素材を用いて一つの彫刻を創り上げました。その名も「水の彫刻」。この作品には「形が定まらない水を胸に抱く」というテーマが設定されており、何とも言えない美しさと幻想を感じることができます。
水の彫刻の魅力
この水の彫刻は、雨粒を模した大きなアクリルの塊で、まるで水が形を成す一瞬を捉えたように見えます。俵藤氏は「存在しないからこそ、頭の中にあるファンタジーのままに美しいものを作り上げたい」とその制作意図を語ります。
また、完成した作品は、2月19日に発売される新製品「FAS ザ ブラック デイ クリーム」のビジュアルにも使用されることが決まっており、今後、京丹後の水の恵みを想起させるシンボルとしてFAS 京都東山本店にも展示される予定です。
アクリルの新たな可能性
俵藤ひでと氏はアクリル職人として、アクリル茶道具や「寄せアクリル」と呼ばれる工芸品の制作を手がけています。アクリルという素材は、元々大量生産を目的として開発されたため、わざわざ手間をかけて形を作ることに独特の魅力があると語ります。彼の作品には、アクリルの立体感や美しさがじっくりと引き出されています。
俵藤氏は大阪出身で、東京で育ちました。現在は有限会社ひょうどう工芸の代表として、アクリルを中心にさまざまなデザインを手掛けています。彼は、多摩美術大学の特別講師としても活動しており、若い世代の制作者への影響を与えています。
FASの未来
「FAS」がどんどん新しい形を作り出すことに、今後も期待が寄せられています。素材と技術、そして文化を組み合わせた彼らの取り組みは、美容だけでなく、アートや地域社会への新たな貢献へとつながっていくことでしょう。この新しいチャプターにご注目ください。
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