引退車両で地域貢献
2021-10-22 12:00:09

レフ松山市駅の新たなプロジェクト!引退鉄道車両のリユースで地域に貢献

愛媛県・松山市駅に隣接する「レフ松山市駅 by ベッセルホテルズ」が、クラウドファンディングを通じて引退した鉄道車両をリユースする新しいプロジェクトを発表しました。このプロジェクトの中心には、長年地域に貢献してきた伊予鉄道の引退車両があります。地域の皆様に愛されたこの車両を利用し、宿泊客に新しい体験を提供することを目指しているのです。

プロジェクトのテーマは「THE STATION」。このホテルは、地域の生活と共に歩んできた約60年の歴史を持つ伊予鉄道の引退車両をリユースすることにより、地域を盛り上げると共に、観光客にもその魅力を伝えようとしています。ホテル内には「伊予鉄ルーム」と名付けられた特別な客室が2室設けられ、この客室の運転席、床材、つり革などがそのまま使用される予定です。

このプロジェクトを実現するためには、1室あたり約750万円の費用がかかります。ホテル側はできるだけ多くの方にこのプロジェクトに関心を持っていただき、支援をお願いしたいと考えています。地域の皆様や観光客、鉄道ファンたちにとって、このプロジェクトが有意義なものとなることを願っています。また、環境問題にも取り組む意義を強調しており、リサイクル資源の大切さや、物を大事にすることの重要性を次世代に伝える場としても機能させるつもりです。

具体的なクラウドファンディングの詳細についてですが、募集は2021年10月22日から11月20日まで行われ、一部のリターンには宿泊権なども用意されています。特に、支援者には感謝の気持ちを込めて感謝メールや、館内にお名前を掲示する権利が提供されるとのこと。このようなリターン品を通じて、支援してくれた方々とのつながりを大切にする意図も感じられます。

レフ松山市駅ホテルは、2021年12月に開業し、様々な快適な客室を提供しています。日本三大絣の一つである「伊予絣」を用いた客室デザインや、愛媛の郷土料理を提供する朝食メニューなど、地域の文化を感じられる工夫が詰まっています。また、日帰り利用も可能な大浴場や貸切風呂、さらには18歳以下の子供の宿泊費が無料というサービスも評価されています。

さらに、宿泊客は客室から松山市内を駆ける路面電車や、特定日には明治時代の蒸気機関車をモデルにした「坊っちゃん列車」も望むことができます。訪れる人々に一層の楽しみを与える素晴らしいロケーションが魅力です。

「松山と愛媛を旅する朝ごはん」と題された朝食メニューには、地元特産の「鯛めし」や「今治の焼豚玉子飯」などが日替わりで登場し、愛媛の味覚を堪能することができます。器には伝統工芸品である「砥部焼」が使われ、見た目にも美しい朝食が提供される点も特徴的です。

このように、多面的な魅力を持つ「レフ松山市駅 by ベッセルホテルズ」は、地域の観光振興と共に多くの人々に愛されるホテルとして成長していく予定です。皆さんもぜひ、この新たな取り組みと共に、松山の魅力を再発見してみませんか?

会社情報

会社名
株式会社ベッセルホテル開発
住所
広島県福山市南本庄三丁目4番27号
電話番号
084-920-1230

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。