輪島塗の工房再建へ向けた新たなリターン登場！バーワゴンを手に入れよう

輪島市における復興支援は今、重要な岐路に立っています。能登半島地震からの復興を目指すプロジェクトが、さらなる支援を求めて新たなリターンを追加しました。その名も「輪島塗バーワゴン」。たったの3台のみの限定販売です。このバーワゴンは一般的な家具とは一線を画す、ラグジュアリーなデザインです。広い天板を持ち、多彩な酒を楽しむことができる機能性を兼ね備えています。バーカウンターとしての役割はもちろん、40本以上のボトルを美しく飾る収納スペースも用意。さらに、繊細なグラスを一つずつ丁寧に収める引き出しも完備しています。これにより、大切な酒のコレクションを華やかに演出することができます。

このプロジェクトは、株式会社ロイヤルマイルが主導。この企業は新宿区に本社を構え、バーの運営も行っています。プロジェクトを統括する静谷和典氏は、ウイスキー文化の普及に貢献しているバーテンダーです。彼は「仕事がある限り、輪島塗の魅力と職人技を伝えていく」と強い思いを語っています。これまでの輪島塗は、地震の影響で多くの工房が被害を受け、その再建が急務となっています。

現在の輪島市内はどうなっているかというと、街の復興は進みつつあるものの、まだ解体待ちの建物が多く、震災当初の姿を思い起こさせる部分もあります。特にインフラはというと、道路の復旧はなんとか完了しましたが、液状化現象による路面の波打ちや、飛び出た下水管の問題が残っています。これらの現実から、復興にはまだまだ時間がかかるという認識が必要です。

プロジェクトの終了まで残り約1週間。新たに追加されたバーワゴンを手に入れることを通じて、輪島塗の工房再建に貢献するチャンスです。漆黒に金色と銀色を組み合わせたシンプルなデザインは、高級感を演出し、居住空間をリッチに変貌させるでしょう。バーワゴンの引き出しには「波紋蒔絵」が施されており、これは復興の想いそのものが込められています。新しいスタートを象徴するその図案は、地震から立ち上がる力強さを感じさせてくれます。ぜひ、貴方の手でこの特別な家具を取り入れ、復興支援に参加してみてはいかがでしょうか。実施されるクラウドファンディングは2024年9月25日まで募集中。一人でも多くの方々の協力が、このプロジェクトを支える力となります。興味があれば、ぜひその手を差し伸べてください。