Roborockの新たなフラッグシップモデル「Saros 10」が登場
中国・北京を本拠とするBeijing Roborock Technology Co.,Ltd.が開発したロボット掃除機「Roborock Saros 10(ロボロック サロス イチゼロ)」が、2025年6月6日から全国のヤマダデンキやヤマダウェブコムにて発売される。発売に先立ち、5月27日から予約が開始される。
「Saros 10」は、その名の通りRoborockの最新技術を駆使した超薄型設計であり、奥行きわずか7.98cmというコンパクトなボディに数々の先進機能を詰め込んだモデルである。武装として新開発の格納式LDSセンサーを採用し、家具の隙間や低い部分でも傷をつけずに掃除が可能だ。その驚異的な吸引力は22,000Paを誇り、微細のほこりや液体汚れ、さらには頑固なシミさえも確実に取り去る。
狭い空間での秀逸な動作性能
このロボット掃除機が特に優れている点は、その狭い空間でもスムーズに移動できる点だ。自動昇降式のLDSレーザーセンサーとToFセンサーの組み合わせにより、本体の高さが低い場所でも高い精度でのマッピングと走行が実現されており、障害物を容易に回避しながらスムーズに掃除を行うことが可能だ。加えて、傾斜のある場所でも適切に監視し、本体が傷つくのを事前に防ぐ機能も搭載されている。
精密な物体検知機能
「Saros 10」には三重構造のストラクチャードライト及びRGBカメラが装備されており、108種類の小さな物体を認知・回避することができるため、より女性側に配慮した掃除を実現。サイドブラシは自動で伸縮し、隅々の小さなゴミまで取り除くことができる。ゴミを見逃さない設計が、クリーンな住環境を提供する。
強力な吸引力と効率的な水拭き
超薄型ながら高い吸引力を持ち、特にペットの毛や大きなゴミも問題なく吸引可能。デュアル毛がらみ防止ブラシを搭載しており、髪の毛などが絡まりづらく、スムーズな掃除が可能だ。また、モップ機能も進化し、最大毎分4,000回での水拭きが行えるため、液状の汚れや頑固なシミにもしっかり対応できる。これにより家庭内の清掃が一層効率的に行えるようになった。
メンテナンスへの配慮
さらに、「Saros 10」は最新の8way全自動ドックを採用しており、掃除が終わった後のメンテナンスが大幅に簡略化されている。このドックはゴミ収集やモップの洗浄、そして洗剤の投入などを自動で行うので、手を煩わせずに清潔な生活空間を維持できる。
Roborockアプリでのカスタマイズ
Roborockのアプリを活用することで、部屋のマッピングデータを基に掃除のルート設定や吸引力、水量の調整も自在である。リアルタイムでの発信機能が実装されており、外出先からでも愛犬や愛猫の様子を確認できるなど、ユーザーのライフスタイルに大きく寄与する機能が満載だ。
気になる価格
「Saros 10」の希望小売価格は税込み28万5,780円と設定されており、プレミアムな清掃体験と高いパフォーマンスを求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となりそうだ。
まとめ
「Roborock Saros 10」は、最新技術を駆使した高性能ロボット掃除機で、使いやすさや清掃力の向上が図られた優れた製品だ。家庭で求められる様々なニーズに応えるこの掃除機が、日常の手間を軽減し、多くの家庭にクリーンな空間を提供してくれることを期待したい。