新登場のTYPHON NOVA
フランスのアルパインブランド「ミレー」は、1921年の創業以来、登山やアウトドア用の高性能ウェアを提供してきました。2026年2月27日には、彼らの人気シリーズ「TYPHON」に新しく「TYPHON NOVA」が仲間入りします。この新作は、革新的な防水透湿メンブレンを採用しており、その最大の特長は、わずかな通気性を持つ点です。これにより、衣服内のムレを素早く排出し、全体の快適さを向上させています。
進化したメンブレン
TYPHON NOVAのメンブレンには、ミレーが初めて導入した延伸ポリプロピレンが使用されています。この特殊な被膜は加水分解しにくく、長期間にわたって安定した性能を誇ります。加えて、空孔率約80%という微細な構造により、高い透湿性を実現しました。
この新しい素材は「究極のドライ」をテーマに設計されており、着用した瞬間から透湿が始まります。これにより、アウトドア活動がしやすくなるだけでなく、ユーザーは快適さを実感できるのです。
環境を考えた新素材
近年、アウトドアウェア業界ではPFAS(パーフルオロアルキル物質)の規制が厳しくなっています。これを受けてミレーも革新を求め、ポリプロピレンをメンブレン素材として採用しました。ポリプロピレンは、非常に高い疎水性を持ち、湿気の排出がスムーズに行えるため、雨の日でも安心して着用できます。
ポリプロピレンの4つの特長
1.
水を弾く: 湿気や水が内部に滞留せず、素早く排出される。
2.
軽量: 比重約0.9で、水に浮くほど軽い。
3.
長寿命: 加水分解に強く、長期間に渡って性能が持続。
4.
寒冷地でも適応: 低熱伝導率により寒冷環境でも快適。
斬新な製造技術
TYPHON NOVAメンブレンは、“ドライストレッチ製法”という独自技術により製造されています。ポリプロピレン樹脂を特定条件下で延伸し、無数の微細空孔を形成したこの構造は、高い透湿性を提供することを可能にしました。厚さはわずか18マイクロメートルで、内側に何億もの水分交換可能な空間があります。
使用シーンと快適性
TYPHON NOVAは、本格的な登山や過酷な環境に対応するために設計されています。特に、強い雨風や寒冷地でも快適に過ごせるように、通気性は慎重に調整されています。これにより、過酷な条件下でも冷えすぎないよう配慮されています。
幅広いシチュエーションに最適
TYPHONシリーズは、それぞれ異なる特長を持ち、「TYPHON NOVA」では通気性と耐久性を両立させています。「TYPHON」はしなやかさを、「TYPHON PHANTOM」は超軽量さを追求し、あらゆるアウトドアアクティビティをサポートします。これにより、様々な環境での快適な作業が可能になります。
高い製造技術
この新しいレインウェアは、60デニールのナイロン表地と20デニールのナイロントリコット裏地を使った3層構造で作られています。日本の高い製造技術が生かされ、安定した性能を維持しているのです。
まとめ
TYPHON NOVAは、岩岳やボルダリングなどの過酷な環境でも最大限のパフォーマンスを発揮するように設計されています。重いザックを背負った長時間の活動を想定し、耐摩耗性も大幅に向上しています。これにより、不安定な環境でも安心して活動できるようになりました。ミレーの最新技術を搭載したTYPHON NOVAは、今後のアウトドアシーンにおいて必須のアイテムとなることでしょう。