アストンマーティンValkyrieが再びラグナ・セカへ
2026年4月28日、米国カリフォルニア州のラグナ・セカサーキットでは、アストンマーティンのハイパーカーValkyrieがIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の第4戦に出場します。このサーキットは、厳しい起伏と名物「コークスクリュー」コーナーで知られる難易度の高いコースです。アストンマーティンTHORチームのドライバー、ロマン・デ・アンジェリスとロス・ガンがこのレースを率います。
Valkyrieは現在、FIA世界耐久選手権とIMSAという両方のトップレベルのスポーツカーシリーズで戦う唯一の公道仕様ハイパーカーです。約2週間前にはロングビーチの市街地コースで10度目のトップ10フィニッシュを果たし、精力的な走りを見せていました。この度のラグナ・セカ戦は、Valkyrieにとって2回目の挑戦となり、これまでのデータを活用して臨む重要なレースです。
ドライバーのデ・アンジェリスとガンは、2026年に入ってからはまだトップ10外でのフィニッシュが続いていますが、もしも開幕戦での不運がなければ、より良い成績が期待できたかもしれません。実際、前回のレースでも後半に衝突を受ける不運があったものの、その時点で4番手をキープしていただけに、今回のレースに向けての期待が高まります。
ラグナ・セカの特性がValkyrieに向いていると考えられるため、IMSAファンにとっては、英国生まれのハイパーカーの真価が発揮される瞬間が近づいています。Valkyrieのレーシングバージョンは、市販モデルを基にアストンマーティンとTHORが共同開発したもので、優れた性能を持つ6.5リッターV12エンジンを搭載。IMSAの規定により出力は680PSに制限されていますが、十分なパフォーマンスを発揮します。
ドライバーのロス・ガンは「ラグナ・セカは世界随一のサーキットで、私たちはここで自身の強みを最大限に活かしたい」と語っています。一方で、デ・アンジェリスは昨年も良い走りを見せたこのコースで、チームが成長したことを実感しながら次のレースに臨むことを楽しみにしています。
アストンマーティンTHORチームの代表イアン・ジェームズは、ロングビーチでの結果は真の実力を反映していなかったが、着実に土台を築きつつあると語り、今年のラグナ・セカでは良い結果を出せる自信を持っています。加えて、アダム・カーター氏もValkyrieのパフォーマンスに期待を寄せており、相性の良いサーキットでどんな結果を出すのか、多くのファンが注目しています。
アストンマーティンVantageも注目の的
同時に、THORチームのアストンマーティンVantageもカリフォルニアに戻ってきます。2026年シーズン初の優勝を目指し、人気のGTクラスでの戦いも見逃せません。チームは今回、ドゥドゥ・バリチェロとともに戦うトム・ギャンブルを投入。
Vantage GT3は、高性能4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、昨年のスパ24時間レース制覇も記憶に新しい実力派です。ラグナ・セカでの素晴らしい走りが期待されます。
これらのレースは、IMSA TVやYouTubeチャンネルで生中継される予定です。レースが開始されるこの週末、多くのファンがアストンマーティンの活躍を見守ることでしょう。