日立ソリューションズがセブン-イレブンで給与明細を電子化、業務の効率化を実現

日立ソリューションズが提供する新たな給与明細配信サービス



株式会社日立ソリューションズ西日本が運営する電子帳票配信サービス「Hi-PerBT モバイル帳票」が、全国のセブン-イレブン店舗で導入されました。この取り組みは、2023年10月からスタートし、約40万人の従業員がペーパーレスで給与明細を管理できるようになります。このプロジェクトの目的は、業務の効率化と環境への負担を削減することです。

導入の経緯と目的



セブン-イレブンは、全国に21,000以上の店舗を展開しており、多数の従業員が働いています。しかし、これまでの給与明細の配布方法には課題がありました。店舗のオーナーや店長は、給与明細を印刷し、手作業で配布する必要があったため、業務負荷が大きく、情報管理にもリスクが伴いました。特に、退職者への郵送や再発行の際には大きな手間がかかるため、効率化が急務となっていました。

そんな中、日立ソリューションズグループは「Hi-PerBT モバイル帳票」を提案。このシステムは、専用のプラットフォーム上で電子的に給与明細を配信するもので、セキュリティとして二要素認証を採用しており、大規模なユーザーへの導入実績もあることが評価されました。これにより、業務の効率化と情報管理のリスク低減が期待されています。

具体的な効果



1. 業務負荷の軽減



新システム導入後、オーナーや店長は給与明細を手渡す必要がなくなります。給与計算後、明細は自動でクラウドにアップロードされ、従業員には指定した配信日に通知されます。手作業による負担が減ったことで、時間とリソースの節約が実現しました。

2. 環境への配慮



電子化により、毎月約40万枚の給与明細を印刷する必要がなくなりました。この取り組みは、環境負荷の低減にも寄与しています。ペーパーレス社会への移行が一歩進んだ形です。

3. 利便性の向上



給与明細を受け取る従業員は、自分のデバイスからいつでも、どこでも明細を確認できるようになりました。これにより、利便性が大きく向上し、業務担当者はリアルタイムで従業員の状況を把握、問い合わせに迅速に応じることができます。

お客様の声



導入を受けて、店舗のオーナーや店長からは、「明細を手渡す手間がなくなり、管理が非常に楽になった」との声が寄せられています。また、従業員からは「店舗に行かなくても明細を確認できるようになり、とても便利になった」と歓迎されています。日立ソリューションズの担当者のサポートも高く評価されています。

Hi-PerBT モバイル帳票について



「Hi-PerBT モバイル帳票」は、給与明細だけでなく、その他の各種帳票を電子配信するためのプラットフォームです。累計522万ライセンス、2,100社への導入実績を持ち、今後も各企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートしていく予定です。

詳細情報


公式ウェブサイトでは、導入事例やサービスについての詳細情報が提供されています。興味のある企業や団体はぜひ訪れてみてください。
日立ソリューションズ西日本の公式ページ

このように、日立ソリューションズ西日本の「Hi-PerBT モバイル帳票」の導入は、セブン-イレブンにおける給与明細の管理方法を大きく変え、業務効率と環境負荷の両面で非常に有効な手段となっています。

会社情報

会社名
株式会社日立ソリューションズ西日本
住所
広島県広島市中区八丁堀3番33号広島ビジネスタワー19F
電話番号

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