株式会社TRiCERAがアジアの現代アート市場に新たな風を吹き込むため、台湾に初のオフィスを開設しました。このオフィスは、同社が展開するアートの二次流通サービス「TRiCERA Resale」の営業体制を強化することを目的としています。
TRiCERAは2023年4月に「TRiCERA Resale」を立ち上げ、透明性の高い市場価格情報の提供を通じて、現代アートの適正価格形成と流動性の向上に努めています。台湾は、アジアにおいて重要な役割を果たすアート市場の中心地であり、アートフェア「ART TAIPEI」などが開催される場所です。今回のオフィス開設は、台湾国内での日本アーティストの支援や、質の高い現代アート作品の取り扱いを強化し、お客様の多様なニーズに応える体制を整えることに寄与するでしょう。
TRiCERAは「ART TAIPEI」への出展も行い、台北で開催される国際的なアートフェアで、日本のアーティストを広くアピールする機会を得ます。今年1月に行われた「One Art Taipei」に参加したことを踏まえ、さらなるプロモーションが期待されています。このように、TRiCERAは台湾市場を足がかりにアジア全体へのアートの普及を目指します。
代表取締役の井口泰氏は、台湾市場の成長を実感したことがオフィス設立の理由だと語っています。アート業界に精通したメンバーがチームに参画し、取り扱うアート作品の多様化も進めています。TRiCERAは今後も世界進出を加速させる意向で、アート業界を革新するための取り組みを強化する予定です。
台湾オフィスの設立により、TRiCERAは日本のアーティストを支援し、アジアでの新たな顧客開拓を進めていくことが期待されます。
TRiCERAは「人種や性別、文化を超えたアートの感動を届けること」を目的としており、アーティストの可能性を信じ、多くの人々に作品を届けることを使命としています。また、現在も様々な職種での採用を進めており、志のある仲間を求めています。採用ページでは、CFO候補やアートアドバイザーなど、多岐にわたる職種が紹介されています。これからのTRiCERAの展開にご期待ください。