災害時ドローン訓練
2024-07-04 16:08:28

トルビズオン、強雨下でも安定飛行!災害時搬送ドローン訓練で実証

強雨下でも安定飛行!トルビズオンが災害時搬送ドローン訓練を実施



大型物流ドローン販売を手掛ける株式会社トルビズオン(本社:福岡市)は、一般社団法人地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA、本社:京都市)と連携し、2024年7月2日に佐賀県多久市で強雨時の災害搬送訓練を実施しました。

この訓練では、DJI FlyCart30を用いて、悪天候下でのドローンの飛行性能と搬送能力を実証。多久市職員や物流企業、農業関係者など、多くの関係者が訓練の様子を見学しました。

# なぜ強雨時の訓練が必要なのか?



トルビズオンが強雨時の訓練を実施した背景には、災害発生時に迅速な物資搬送が求められる一方で、悪天候による飛行の困難さがあるという課題がありました。

福岡県や佐賀県の防災訓練に参加した際、多くの参加者から「大雨の状況下でのドローン搬送は可能なのか?」という質問が寄せられたことから、実際の災害現場を想定した悪天候下での運用テストを行う必要性を感じていました。

# 訓練で得た知見を活かして災害対応力を強化



今回の訓練では、強雨の中、DJI FlyCart30は安定した飛行を続け、その性能の高さを証明しました。

また、訓練に参加した関係者との意見交換を通じて、現場での具体的な運用方法や改善点についての貴重な知見を得ることができました。

これらの知見を基に、トルビズオンは雨天時の搬送用ドローンの運用マニュアルを整備していく予定です。これにより、今後は悪天候時でも安全かつ効率的に災害搬送が行える体制を整えていきます。

# トルビズオン、RUSEA、DPCAが連携し、災害時のドローン活用を推進



今回の訓練をきっかけに、トルビズオンはRUSEAとの連携を強化していくことを発表しました。

RUSEAは、国内最大の無人航空機の操縦士育成ノウハウ、災害協定の締結数および災害時の対応実績を有する団体です。トルビズオンは、RUSEAと協力して、災害時のドローン搬送の社会実装を目指し、共同で取り組んでいきます。

さらに、RUSEAと同様に、ドローンの訓練用空路を整備している多久市への進出協定を締結したDPCA(無人航空機国家ライセンスセンター)も、今回の協業に参加します。3者は連携し、災害時のドローン活用を推進することで、地域社会の安全と防災力向上に貢献していきます。

# トルビズオンの事業紹介



トルビズオンは、DJI FlyCart30などの産業用ドローンの販売や、国家ライセンス取得に対応するドローンスクールを運営しています。

また、ドローン空路整備サービス「S:ROAD」を開発・運用することで、ドローン産業の社会実装を推進しています。「S:ROAD」は、定期航路となるドローンの飛行空域を可視化し、事業者はリスクアセスメントや地域の合意を得た空路を利用できます。

# 災害時におけるドローン活用の可能性



今回の訓練は、災害時におけるドローン活用の可能性を示すものでした。

トルビズオンは、今後も災害現場で役立つチームを形成し、更なるノウハウの蓄積を目指していきます。そして、雨天時の搬送ドローンの運用マニュアルを整備することで、より効率的かつ安全に対応できる体制を整えていきます。

トルビズオン、RUSEA、DPCAの3者は、連携を強化することで、災害時のドローン活用の社会実装を加速させ、地域社会の安全と防災力向上に貢献していくことを目指しています。


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