日清オイリオグループ株式会社は、食用油のフレッシュキープボトルをリニューアルし、5品目を発売しました。今回のリニューアルでは、環境への配慮を重視し、プラスチック使用量を従来品と比べて約19%削減することに成功しました。
同社は、2030年までにプラスチック容器・包装の削減と資源循環の推進を目標に掲げており、今回のリニューアルはその取り組みの一環として位置付けられています。具体的には、ボトルの材質の一部をPE(ポリエチレン)からPP(ポリプロピレン)に変更することで、ボトルの強度を維持しながら、プラスチック使用量の削減を実現しました。
さらに、お客様からの意見を反映し、キャップシールの剥がしやすさも向上しました。これにより、より使いやすく、環境にも優しいボトルを実現しています。
フレッシュキープボトルは、油の酸化防止にも優れた機能を備えています。酸化ブロック製法によって、容器内の酸素濃度を低減させ、開封前の酸化を抑えます。また、二重構造の内袋により、開封後も油を酸化から守ります。逆止弁キャップは、油が空気に触れるのを防ぎ、新鮮さを保つ役割を果たします。
日清オイリオグループは、今後も環境に配慮した製品開発を進め、持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。