JAXA認定の宇宙ベンチャーが電波資源新技術を発表へ

JAXAの宇宙ベンチャー、株式会社天地人が電波資源拡大イベントに出展

東京都中央区の株式会社天地人は、2025年5月28日から30日まで、東京ビッグサイトで開催される「電波資源拡大のための研究開発第18回成果発表会」に参加し、その成果を展示します。この発表会は、総務省が主催するもので、電波の有効利用に関する技術を発表する重要な場です。

イベントの概要

「電波資源拡大のための研究開発第18回成果発表会」では、令和6年度に完了した研究開発の成果やSCOPEの成果が披露される予定です。特に注目されるのは、周波数のひっ迫している状況を緩和するための研究開発に関する発表です。また、同時に開催されるワイヤレスジャパンとワイヤレス・テクノロジー・パーク2025では、5Gやローカル5G、Wi-Fi 7、IoTなど、さまざまな最新技術が集まります。

この会場では、Beyond5Gや6G、Society5.0の実現に向けた無線通信技術の進展も紹介される予定です。

講演内容

発表会では、国立研究開発法人情報通信研究機構が「多様なユースケースに対応するためのKa帯衛星の制御に関する研究開発」について登壇します。この講演において、天地人は衛星リソースの割当運用計画における通信需要や回線条件を予測する技術についての成果を共有します。

また、天地人のブースではデータサイエンティストの中村凌氏が、本研究についてポスター展示を行います。参加者はぜひこの機会にお立ち寄りいただき、最新の研究を直接ご覧いただければと思います。