コードクリサリスがCC Bootcampを発表
2026年1月13日、コードクリサリス株式会社が新たなトレーニングプログラム「CC Bootcamp」を提供することを発表しました。このプログラムは、企業がデジタルサービスを内製化するためのスキルを短期間で習得できるよう設計されています。
背景
昨今、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める上で、経営の俊敏性が求められています。そのための一環として、アジャイル開発手法やAIの活用、そして何よりシステム開発の内製化が重要視されています。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「DX動向2025」によれば、日本企業の内製化比率は28.2%にとどまり、米国の48.5%に比べて大きく遅れを取っています。また、内製化を進めている企業の多くが、「人材の確保や育成が難しい」と感じており、特に「ビジネスアーキテクト」の不足が深刻です。
CC Bootcampの特徴
CC Bootcampは、モバイルアプリケーションの開発を中心に、実践的なトレーニングを提供します。このプログラムは、以下の3つの役割を深化させることで、企業内のプロダクトチームを強化します。
- - プロダクトマネージャー:サービスの全体計画を策定
- - プロダクトデザイナー:ユーザー体験をデザイン
- - ソフトウェアエンジニア:点から面への技術的実装
これらの役割に則ったトレーニングを通じて、参加者は必要な専門知識とスキルを培うことができます。
集中コースの内容
このコースは実践重視で、企業が取り組みたいデジタルサービスを題材にし、上流工程からプログラミングまで総合的に学びます。コースの最終日には、参加者が構築したアプリケーションを発表する「デモデイ」が開催されます。このような形式により、参加者は理論だけではなく実践的な能力を高めることができます。
組織文化の改革
CC Bootcampは、教育だけでなく、組織文化の変革も視野に入れています。このプログラムを通じたトレーニングは、技術力だけでなく、コミュニケーションやリーダーシップ、協調性、問題解決能力などの「パワースキル」を実践しながら習得する機会を提供します。このことにより、部門横断的に協働する文化が育まれ、企業全体での意思決定が自律的に行えるようになります。
社員が自社のプロダクトチームを自主的に形成し、外部依存から脱却することで、競争力の向上を促進させることが狙いです。内製化を通じて、企業は持続的なデジタルトランスフォーメーションを推進できるようになります。
コードクリサリスについて
コードクリサリス株式会社は2017年に設立され、「日本企業がイノベーションを起こし、パワースキルで導くチームを育てる」ことを企業のミッションとしています。シリコンバレーのノウハウを取り入れた教育を提供し、世界に通用するIT人材を育成することに特化しています。法人の設立から数年で、多くの卒業生がグローバル企業に就職し、成功を収めています。
詳しい情報は
公式ウェブサイトでご覧ください。