京都の平安神宮で楽しむ幻想的な夜桜と音楽イベント「桜音夜」

京都の平安神宮で音楽と夜桜の夢の共演

2023年の春、京都の平安神宮で開催される特別な音楽イベント「桜音夜」。このイベントは、毎年春に行われている「平安神宮紅しだれコンサート」が新たに名称を変更し、ますます輝きを増すことを目指しています。日本の伝統音楽と美しい夜桜のコラボレーションは、訪れる人々にとって特別な体験を提供します。

イベントの詳細と魅力

「桜音夜」は、2023年4月2日から6日までの5日間、平安神宮の東神苑及び南神苑で開催されます。特に、紅しだれ桜の特別なライトアップが施され、幻想的な空間が演出される中、さまざまなアーティストたちが音楽を届けます。音楽と桜が調和するこのイベントは、日常では味わえない特別なひと時となるでしょう。

特に注目すべきは、4月3日（木）に出演する三味線奏者の上妻宏光さんと箏奏者のLEOさんです。彼らはそれぞれの楽器で奏でる音色を通じて、煌びやかで神秘的な夜桜の景色と一体化した音楽の体験を提供します。

実際のコンサート内容

コンサートは2部構成で、完全入れ替え制となっており、客席を設けず、参列者は桜のライトアップを楽しみながら音楽に耳を傾ける形を取ります。まず第1部では、午後6時40分から7時10分の間に入場し、幻想的な空間の中での演奏が楽しめます。第2部は、午後7時55分から8時25分に行われます。いずれも、音楽を聞きながらお花見を楽しむ贅沢な時間です。

アーティストの意気込み

上妻宏光さんは、自身の演奏を通じて、「桜の幻想的な景色に合わせて、三味線と箏の弦楽器が一つに溶け合うような演奏を目指したい」と語っています。一方、LEOさんも「観客の皆さんと共にその瞬間を楽しむため、即興性も大切にした演奏をお届けする」と意気込みを示しています。

チケット情報とアクセス

「桜音夜」は、エリア別にチケットを販売しており、一般の入場料は4000円、前売りで3000円となっています。また、1万5000円の食事付きコンサート入場券も販売されています。こちらは、限られた数量での販売となるため、早めの購入が推奨されます。

開催場所である平安神宮は、京都市左京区岡崎西天王町に位置し、神秘的な雰囲気が漂う場所です。美しい桜とともに、心に残る音楽の夜を体験しに訪れてみてはいかがでしょうか。

【お問い合わせ】「平安神宮桜音夜」事務局（京都新聞ＣＯＭ内）075（241）6171（平日午前10時～午後5時）