劇団Mono-Musicaが20周年を盛大に祝う
女性キャストだけから成る劇団、Mono-Musicaが今年20周年を迎え、その特別な公演としてミュージカル『辺獄に花立つ』の上演を決定しました。この作品は2023年に初演されたもので、今回の公演はさらにスケールアップし、埼玉県にある彩の国さいたま芸術劇場で行われます。
劇団の歴史と理念
2004年に結成されたMono-Musicaは、埼玉県立川越女子高等学校のOBたちによって創り出された劇団です。その理念は、エンターテインメント性と芸術性を両立させること。多彩な作品を通じて、観客に感動を与えることを目指しています。
『辺獄に花立つ』について
今回のミュージカルは、大正時代を舞台にしたオリジナル作品で、架空の詩人・立花潮を題材にしています。物語は、文学者の森貴彦が「辺獄」に迷い込むことで始まります。そこで彼は、これまで男性と信じられていた立花潮が女性であったことを知るのです。この作品には、実在した女性詩人斉藤潮と男性詩人立花潮という二つのキャラクターが登場し、現実と創作が交錯します。
あらすじの深層
物語は、女性の声が届かない時代において、文芸雑誌「青嵐」と女性解放運動が創刊される様子も描かれる。光と影が織りなす大正時代の複雑な社会背景を反映したこのストーリーは、感情豊かな歌と演技で表現されます。
公演詳細
劇団Mono-Musicaの20周年を祝う今回の公演は、2024年12月13日から15日までの間、彩の国さいたま芸術劇場の小ホールで行われます。公演日程は、初日の12月13日(金)18:00、12月14日(土)13:00と18:00、そして最終日の12月15日(日)13:00です。各回の上演時間は全二幕で3時間15分(休憩15分)となっており、客席開場は公演時間の30分前となります。
チケット情報
チケットは大変好評で、SS席は10,000円、センター席7,000円、ウイング席5,000円、20周年記念席は2,000円で販売されています。全席指定で税込価格ですので、早めの購入をお勧めします。大正時代を背景にした、美しい音楽とダンス、そしてストーリーが融合するこのミュージカルをぜひ観に来てください。
劇団代表の思い
劇団の代表であるヤマケイは、埼玉県立川越女子高等学校を卒業後、東京藝術大学に進学し、これまで全作品の脚本と演出を手掛けてきました。彼女の情熱と見識が、この劇団を支え続けているのです。
情報発信
Mono-Musicaの最新情報は、公式SNSやホームページで随時発信されています。チケット購入や公演の詳細については、ぜひ特設サイトを訪れてみてください。劇団Mono-Musicaの新たな一歩を共に祝福しましょう!