オーヘン工業が新サービス『オーヘン護全』を発表
オーヘン工業株式会社は、大型製造工場向けの新サービス『オーヘン護全』を開始しました。本サービスは、「保つから護る」をテーマに、大型製造工場の維持・管理を効率化し、工場の健康寿命を延ばすことを目的としています。
サービスの内容
『オーヘン護全』では、工場の維持計画を作成し、施工会社の選定から受発注、経過観察に至るまで、製造工場の維持管理をオールインワンで提供します。顧客の要望に応じて、技術本部と営業が連携し、最適な保全業者を提案する体制が整えられています。さらに、データベースを構築して維持管理のDX化を図ります。
開発の背景
オーヘン工業の代表取締役、森田悠斗氏が率いるこの新サービスは、大型製造工場で働く中で遭遇した様々な課題を解決すべく開発されました。
森田氏は、40年以上の歴史を持つ鉄工所「株式会社石坂製作所」の三代目として、6年の経験を経て「オーヘン工業」を設立。彼は、製造設備の保全管理の必要性を痛感し、ユーザーヒアリングの結果、年間保全計画が40%未満にとどまっている現状を把握しました。このような状況に直面した結果、保全業務を一括管理する新しいサービスの普及に向けた取り組みをスタートしました。
特徴と利点
このサービスの大きな特徴は、以下の通りです:
- - 保全業務の一括外注: 複数の業者に依頼する手間を軽減し、効率的な管理を実現します。
- - メンテナンスの計画性: しっかりした保全計画に基づくメンテナンスの実施で、業務負担を軽減。
- - 顧客ニーズへの対応: オーヘン工業が顧客とパートナーとの架け橋となり、様々な要望に応えてくれます。
具体的なプロセス
『オーヘン護全』では、以下のようなステップで工場の維持管理を進めます。
1.
診断: 工場全体を3Dスキャンし、顧客のニーズに合った保全計画を策定。
2.
適材: 計画に基づき、データベースから最適な施工会社を選定。
3.
受発注: 依頼した内容に基づくポータルサイトを介して注文を管理。
4.
進行: 発注品の進捗状況をリアルタイムで確認可能。
5.
検査: センサーやカメラを使った遠隔監視で故障を未然に防止します。
代表取締役 森田悠斗のビジョン
森田氏は、工場保全業界の非効率な部分を改善し、テクノロジーを導入して人手を減らす必要性を強調しています。「オーヘン護全」はその第一歩であり、今後、さらなる仲間を求めていることを明言しています。
企業情報
オーヘン工業は、45年の歴史を背景に、老朽化した設備の修繕や最適化を行い、工場の健康寿命を延ばすことを目指しています。今後はITの導入を進め、設備モニタリングの最適化を図る方針です。
工場保全における新たな取り組みとして、以下のリンクを参照してください。
オーヘン工業のウェブサイト
採用ページ
森田のnote
オーヘン工業は今後も、製造業界における革新を続けていきます。