概要
ドイツの電気工学のリーダーであるWeidmüller(ワイドミュラー)は、自社のOMNIMATE® 4.0製品ファミリーに新たにBASFのポリフタルアミド(PPA)を用いたPCBコネクターと端子を採用しました。この新しい材料Ultramid® Advanced N3U41 G6は、電気・電子部品が求める安全性と堅牢性を兼ね備え、多様なRALカラーでの外観も可能です。
Ultramid® Advanced N3U41 G6の特長と利点
Ultramid® Advancedは、その優れた耐薬品性や温度に対する耐性から、印刷基板の裏面にしっかりと固定できる部品として高く評価されています。特に、リフローはんだ付けを行う際、その高い耐熱性が重要な役割を果たします。異なる色のオプションがあることで、カラーコーディングが可能になり、部品の組み立てや保守作業において柔軟性を担保します。BASFのビジネスマネジメント担当のアンドレアス・ストックハイム氏は、このタフな材質によって顧客のニーズに応え、各種高性能電子機器の製造において自動化とコスト効率の向上を助けていると述べています。
工具不要のスナップイン接続
ワイドミュラーのPCB部品は、デザインがコンパクトであるため、電力の効率的な伝送を実現します。さらに、スナップイン接続技術により、組み立て作業は工具を必要とせずに迅速に行うことが可能です。これにより製造プロセスがスピードアップし、企業の生産性向上に寄与します。
安全性と信頼性の確保
ワイドミュラーのデバイスコネクター責任者Johann Klippenstein氏は、OMNIMATE® 4.0の製品群が完全自動化された配線プロセス向けに最適であり、BASFのPPAが小型コネクターでも高性能を維持することができると強調しています。新しい材料はDIN規格VDE 60335-1に準拠した安全なソリューションを提供し、高性能電子機器の多様な要求に適応しています。
樹脂加工性と多用途性
Ultramid® Advanced N3U41 G6は、流動性が高く、射出成形機でも容易に加工できるため、小型部品の製造に最適です。PPAのラインナップは、軽量かつ高性能なプラスチック部品の開発を支援し、自動車や電子機器などの分野で急速に成長するパワーエレクトロニクス市場への対応も可能にします。
結論
BASFのUltramid® Advancedは、今後ますます求められる高温や電気絶縁性を要求される環境下でも、その安定性を確保しつつ、高い信頼性を提供し続けます。高性能な電子機器に必要な条件を満たし、持続可能な社会に貢献できる素材として、この材料のさらなる展開が期待されます。詳細については、BASFの公式ウェブサイトをご覧ください。