駒込の魅力再発見
2024-04-15 10:00:02
『こまごめ通信本』第5巻が登場!駒込の秘密に迫るローカル誌の魅力
駒込の魅力を集めた『こまごめ通信本』第5巻
4月30日に発刊された『こまごめ通信本』第5巻は、駒込の魅力を詰め込んだローカル情報誌です。この地域は、山手線の駅がありながらも静かで落ち着いた住宅街が広がり、特別名勝『六義園』のしだれ桜や名勝『旧古河庭園』のバラなどが楽しめます。しかし、その知名度はあまり高くなく、多くの人が「駒込ってどこ?」と疑問を持つことでしょう。実際、こまごめには多くの愛着を持つ地元の人がいます。
Facebookグループ『こまごめを楽しみ隊』の参加者は2024年4月現在で5,344名に達し、地域の情報をやりとりしながら楽しんでいます。彼らは「生活している街が楽しいなら、人生ももっと楽しくなる」という合言葉をもとに日々その魅力を探求しています。『こまごめ通信本』第5巻は、そんなこまごめ人たちの情報が詰まった一冊です。
『こまごめ通信本』の内容
この本は、2019年から毎月発行されているA5サイズのコミュニティペーパー『こまごめ通信』の12か月分をまとめたものです。書籍には、著名な作家であるくれまちこさんの巻頭言や、マンガ家の織田博子さんによる『こまごめ通信と、ゴメス紹介マンガ』も収められています。記念すべき5巻の表紙には、駒込発祥の地である『ソメイヨシノ』と地域のキャラクターたちが描かれています。
特に、シンボルキャラクターの『こまゴメス』は、この地域を愛する住民の象徴として知られています。こまゴメスは三毛猫で、こまごめの文化を代表する存在です。彼は地域をパトロールし、地域の魅力を伝える役割も果たしています。
駒込の文化とコミュニティの形成
駒込地域は文京区、豊島区、北区にまたがるため、独自の文化が形成されています。特に、ひらがなで表記される「こまごめ」は、この地域が人気観光地の外れに位置していることを意味します。また、地域の他の区の方々からは「はじっこ」として扱われることが多いことも影響しています。
こまごめ通信では、ローカルな情報を提供し、地域のイベントや店舗の魅力を伝えることで、住民同士のつながりを強めています。例えば、『こまごめを楽しみ隊』は、西洋菓子店『CADOT』の閉店をきっかけに設立され、住民たちが地域のお店を支えるべく活動を行っています。彼らは普段から地域に目を向け、その魅力を再発見し続けているのです。
地域イベントやメディアの紹介
『こまごめ通信』は、地域のお祭りやイベント情報も充実しています。地域のお祭りで行われたこまゴメスの披露や、地元のカフェ『カフェ・フォルテ』の特製パンなど、様々な情報が掲載されています。メディアでも取り上げられ、朝日新聞や東京新聞、そして豊島区公式のチャンネルでも駒込の魅力が発信されています。
終わりに
このように、『こまごめ通信本』は、地域愛あふれるこまごめ人たちの情報を集約した一冊です。まだ知らない駒込の魅力を見つける手助けになること間違いなし。これからも、こまごめの文化やコミュニティが広く知られることを期待しています。地域情報誌としての役割を果たしつつ、未来のこまごめ人たちのために、貴重なアーカイブとしても価値がある一冊となっています。
会社情報
- 会社名
-
こまごめ通信編集部
- 住所
- 電話番号
-
050-3396-6023