名張市とJackeryが災害時連携協定を締結し地域貢献を強化

Jackeryと名張市が新たに連携協定を締結

2025年8月29日、三重県名張市と株式会社Jackery Japanが災害時の協力を強化するための「災害時等における連携協定」を結びました。ポータブル電源やソーラーパネルを提供し、地域の安全を高める取り組みです。

具体的な協定内容

この協定は、名張市とJackeryが連携して、災害に備えるための物資調達を円滑に行うことを目的としています。具体的には、災害時の名張市からの要請に応じて、Jackeryの物流拠点から優先的にポータブル電源とソーラーパネルを供給します。

さらに、日常的にもこれらのエネルギー資源を地域で有効活用し、より安全で安心なまちづくりを進めることも意識されています。日常の中でもポータブル電源とソーラーパネルを使って、より便利な市民サービスの向上を目指します。

日常における活用計画

この協定の一環として、名張市ではポータブル電源やソーラーパネルの利用を推進するさまざまな計画が立てられています。例として、以下のような現場での活用が考えられています：

- 市民センター：コンセントがない場所でも電源を提供
- 小中学校：屋外授業での音源利用
- スポーツ施設：スポットクーラーや暖房機器の使用
- 図書館：市民の電源利用や移動図書館の冷暖房器具の稼働
- 市役所：会議時のPC利用や休憩スペースでの電気機器の活用

これらの取り組みにより、地域の人々にとって便利で快適な生活環境を実現することが期待されています。

Jackeryの地域貢献への意義

Jackeryは「日常も非常時も役立つ製品」を目指し、流通しているポータブル電源とソーラーパネルを地域に提供することで、名張市の地域課題を解決することに貢献しています。これにより、地域の災害時の安心感を高めるとともに、市民生活の質を向上させることを意識しています。

Jackeryについての背景

Jackeryは2012年にアメリカのカリフォルニアで設立され、「グリーンエネルギーをあらゆる人に、あらゆる場所で提供する」というミッションを掲げています。2016年には、アウトドア用ポータブル電源を発売し、以降もポータブルソーラーパネルの開発を行っています。日々、製品の改良を重ね、ユーザーにとって使いやすいアイテムの提供に努めています。

また、Jackeryは環境への配慮を大切にし、冒険やアウトドア活動を楽しむ人々に対して、持続可能な方法で自然を守るサポートをしている企業です。今後も全国各地で防災や災害対応の取り組みを進めていく計画です。

これらの活動を通じて、地域の方々が安全で安心して暮らせるよう、Jackeryのサポートは続いていくでしょう。