株式会社マイナビと株式会社ALBAが、新たに業務提携を結びました。この提携は、全国のゴルフ場における人材不足を解消し、業界の持続的成長を目指すものです。2024年8月1日から本格的に始まるこの取り組みは、両社の既存のネットワークとノウハウを活かしたものとなります。
提携の背景
近年、日本国内では少子高齢化が進行し、生産年齢人口が減少しています。そのため、多くの企業が人手不足に悩まされているのが現状です。特にゴルフ場は、都市部から離れた立地にあるため、労働力が集まりにくくなっています。さらに、ここ10年間でゴルフをプレーする成人の割合も大きく減少しており、この業界の未来に暗い影を落としています。
この状況に対処するため、ゴルフ場との間に深いつながりを持つALBAと、全国的な採用課題解決の実績があるマイナビが力を合わせることになりました。彼らは共に、雇用創出や職場環境の改善を目指し、新しい採用方法を模索しています。
『Entry Pocket』の機能
『Entry Pocket』は、マイナビが運営する採用支援クラウドです。このプラットフォームは応募者とのインターフェースを簡略化し、各種求人メディアの効果測定を容易にし、企業の採用活動を効率化します。これにより、従来の採用手法に伴う事務作業を大幅に削減し、より人的な関わりを増やすことができます。
また、『Entry Pocket』を活用することで、ゴルフ場独自の採用サイトを構築し、求職者に対してゴルフ場で働く魅力を発信しやすくなります。実際、求職者が企業のHPを閲覧する割合は99.2%に達しており、採用サイトの充実が応募促進につながることが期待されています。
具体的な取り組み
提携に基づく具体的な活動として、まずALBAが採用課題を抱えるゴルフ場の運営会社を紹介します。続いて、『Entry Pocket』を用いた非正規・正規職員の採用プランを提案し、協力体制を築いていきます。
このような取り組みは、全国のゴルフ場における特色や雇用条件を求職者に効果的に伝えるものです。より多くの人にゴルフ業界への興味を持ってもらえるよう、情報発信やマーケティングにも注力します。
マイナビとALBAの想い
この提携が実現した背景には、それぞれの企業の理念と使命感があります。マイナビは「一人ひとりの可能性と向き合う」という理念のもと、サポート業務を展開しています。一方、ALBAは「ゴルファーをもっと笑顔にする」という企業ミッションの下、ゴルフの楽しさを広めることに力を入れています。
両社の協力により、ゴルフ場業界の未来を明るく照らすことが期待されています。このような取り組みを通じて、ゴルフがもっと身近な存在として認知され、人材不足問題が解決されることを願っています。マイナビとALBAの新たな挑戦に、あなたもぜひ注目してみてください。