ハウスコム株式会社が障害者雇用優良事業所等表彰を受賞
令和6年度の東京都障害者雇用優良事業所等表彰において、ハウスコム株式会社が「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞」を受賞しました。本表彰は、障害を持ちながらも職場で模範となる働きをした個人を称えるもので、ハウスコムは地域に密着した企業としての責任を果たしていることが評価されました。
受賞者の紹介
受賞者、白倉花凜さんはハウスコム本社の総務部に所属。社員の名刺作成や社用携帯の管理、店舗への備品発送、請求書管理など、幅広い業務を担当しています。彼女は受賞の際、「この賞を受けられたのは、周囲の皆さんの支えがあったから。まだ成長途上ですが、努力を続けたい」と感謝の意を示しました。
障害者雇用優良事業所等表彰とは
この表彰は、障害者の雇用を推進し、安定した職場環境を提供するために行われるものです。障害者を積極的に雇用する事業所や長年にわたり障害者雇用の促進に貢献してきた団体、そして模範的な職業人として活躍する優秀勤労障害者に対して、厚生労働省や高齢・障害・求職者雇用支援機構が表彰を行います。
ハウスコムの取り組み
障害者雇用率の向上
ハウスコムは2023年度の障害者雇用率が3.3%という実績を持ち、今後も障害者採用を積極的に進めています。健常者と同様の昇給・昇格制度を採用し、社内での平等な環境づくりを目指しています。
「障害者共働プロジェクト」
2018年には「障害者共働プロジェクト」を発足。プロジェクトメンバー12名が月2回集まり、障害者の労働環境改善に向けて活動しています。これにより、店舗のバリアフリー化や備品の工夫を行っています。
障害者のニーズに応じた労働環境
例えば、便所に手すりを設置するなど、具体的な改善策を講じています。また、視覚障害者向けにはオフィス内の動線がわかりやすくなるように素材の変更を行い、法人全体でユニバーサルデザインを意識した設備を整えています。
ハウスコムファームの運営
2017年からは千葉県柏市に「ハウスコムファーム」を開設。障害者雇用支援会社との協力で、無農薬野菜を育てる取り組みを行っています。収穫した野菜は、社内の皆さんや家主様に配られ、地域社会との繋がりを大切にしています。
未来に向けて
ハウスコムは今後も全社員が多様性を理解し、尊重し合う組織作りを進めていきます。「地域社会で最も人によりそう住まいのデザインカンパニー」として、働きがいと顧客体験の向上に貢献することを目指しています。
会社概要
ハウスコム株式会社は不動産テクノロジーを積極的に活用し、業務効率の向上とともにEX(従業員体験)とCX(顧客体験)の最適な連携を追求しています。本社は東京都港区、代表取締役社長は田村穂氏です。詳細は
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