島根県で新たに始まるオンライン移住体感ツアーの魅力を徹底解説

島根県でのオンライン移住体感ツアーの魅力

島根県が新たな取り組みとして、移住希望者に向けた「しまね移住体感オンラインツアー」をスタートしました。このイベントは、島根県内の8市町（雲南市、益田市、大田市、出雲市、川本町、浜田市、奥出雲町、松江市）の暮らしをオンラインで体感できる初の試みです。

アフターコロナを見据えた新しい形

新型コロナウイルスの影響で、対面での移住相談イベントや現地訪問が難しくなっています。しかし、オンラインツアーは物理的距離にとらわれず、効率的に地域の特色を体感することができます。このツアーを通じて、参加者は移動時間を気にすることなく、様々な人と交流することが可能です。

「しまね移住体感オンラインツアー」は、無理なく、かつお気軽に参加できるイベントとして設計されています。この新しいスタイルは、今後の自治体移住交流イベントのモデルになることを目指しています。

臨場感と双方向性のあるプログラム

本イベントでは、各市町からのライブ配信を行い、「臨場感」と「双方向性」が強く意識されています。従来のウェビナーのように一方通行ではなく、現地の先輩移住者との座談会や交流会を通じて、リアルな地域の声を聞くことができます。さらに、参加者には旅行のしおりなどが送られ、家に居ながらも楽しめる工夫がされています。

多様なプログラムが魅力

島根県内の8市町の特性を活かした多様なプログラムが用意されています。例えば、就農希望者向け、子育て世帯向け、起業希望者向けなど、参加者のニーズに応じたプランが展開されます。各回が終了した後には、その内容のアーカイブ動画も配信され、他の市町の具体的な内容を比較検討することも可能です。

雲南市編の詳細

「しまね移住体感オンラインツアー」の一環として行われる「雲南市編」では、実際に大阪から移住した地域おこし協力隊の山本典生さんが、雲南市での暮らしを詳しく紹介します。参加者は、彼の語りを通じて地域の魅力を感じ、3人の先輩移住者の声も聞くことができます。また、地域の住まいの探しについても、担当者が今空き家として利用できる物件を現場から中継して説明してくれるプログラムもあります。

参加方法と特典

このツアーは事前予約制であり、参加希望者は申し込み専用WEBサイトから登録が必要です。参加者には「旅のしおり」やその他の案内グッズが事前に送付されます。また、ツアー当日は自宅からZOOMを使用して参加する形になります。これにより、リアルタイムの解説を受けながら、移住のイメージを具体的に描くことができます。

ふるさと島根定住財団の取り組み

島根県へのUIターン促進を目指す「公益財団法人ふるさと島根定住財団」は、若年者を中心とした県内での就職促進や地域魅力の発信を行っています。移住を希望する方へ向けた多様な情報提供や相談会、イベントを実施し、県外からのUIターンをサポートしています。

このように、島根県が新たに展開する「しまね移住体感オンラインツアー」は、アフターコロナを見据えた地域交流の新しい形であると言えるでしょう。興味がある方はぜひ参加して、島根の魅力を体感してみてください。