日本暗号資産市場株式会社が資金調達を実施
昨今、暗号資産と古物商の融合が注目を集めています。その先駆けとして2019年に設立された日本暗号資産市場株式会社が、業界の新たな地平を切り開きました。新たな資金調達により、さらなる発展を目指すこの企業の取り組みを詳しく見ていきましょう。
資金調達の背景
日本暗号資産市場株式会社は、創業からわずか4年で古物商としての営業を開始し、東京都公安委員会から古物商許可を取得した実績があります。この度、村口和孝氏をはじめとする5名の個人投資家から資金を調達し、事業拡大を図ることになりました。
特に、村口氏は「岡部社長のユニークな発想が時代を切り拓く」と評価しており、出資を決断するに至ったと語っています。これにより、同社はスタートアップが社会課題解決に貢献する土壌を整える一助となることを目指しています。
会社としての使命
日本暗号資産市場株式会社は、「全ての鶏・卵問題を解決する」をミッションに、暗号資産とモノの取引市場を提供することを目指しています。特に、プロの古物商による多通貨オークションを通じて、法定通貨や暗号資産による物品の売買を促進することで、流動性を向上させる意図があります。
さらに、社会課題の解決へ積極的な取り組みを行い、持続可能なビジネスモデルの構築に努めます。これにより、暗号資産の活用が広がり、古物商業界との連携が強化されることが期待されます。
今後の展望
今回の資金調達によって、同社は新たに人員の強化や古物市場の開催準備を進める予定です。これにより、さらなる事業成長を加速させると同時に、業界全体の発展にも寄与することを考えています。
岡部代表取締役は、「暗号資産をモノの決済に活用することで、古物商業界とブロックチェーン業界の双方に貢献していきたい」とコメントしています。今後の展開が非常に楽しみです。
会社情報
- - 社名: 日本暗号資産市場株式会社
- - 代表者: 岡部典孝
- - 所在地: 東京都新宿区下落合3-15-22 ランドール目白502
- - 設立: 2019年11月
- - 事業内容: 古物営業法に基づく古物商及び古物市場
- - URL: 日本暗号資産市場株式会社
この新しいビジネスモデルがどのように展開されていくのか、今後の動向に注目です。