名古屋で新たに受診可能！注目のエクオール検査とは

新たな健康対策、エクオール検査が名古屋で受診可能に

名古屋市中村区の「ミッドタウンクリニック名駅」で、2018年7月2日よりエクオール検査がスタートします。この検査は、女性ホルモンに似た働きを持つ成分「エクオール」の腸内産生能力を測定するもので、名古屋地区では初めて医療機関内での実施となります。

エクオールとは？

エクオールは、大豆イソフラボンが体内で変化して作られる成分で、女性ホルモン様の働きを持っています。特に更年期を迎える女性にとって、このエクオールの産生能力が健康を維持する鍵となります。実際のところ、日本人女性の約50%がこのエクオールを十分に作り出すことができるとされ、そのための検査は全国的に注目されています。

名古屋での検査導入の背景

名古屋市内のミッドタウンクリニック名駅では、「女性にやさしさ」をテーマにした医療環境を提供しています。健康診断や人間ドックにおいて、待合室や検査エリアを男女分けた設計にし、特に女性のストレスを軽減することを重視しています。こちらでエクオール検査を導入することにより、名古屋に住む女性たちに更年期対策をサポートするための手段として活用してもらえるでしょう。

エクオール検査の特徴

エクオール検査は尿を用いた簡単な検査です。検査を受けた結果、エクオール産生能力が十分であると判定された場合、普段の大豆食品の摂取でホルモン様の効果を得ることができます。一方で、産生が不十分な場合は、ホルモン補充療法やサプリメントなど、自分に合ったサポート方法を選択することが可能です。検査の価格は4,500円（税抜）で、外来でも単独で受診できます。

エクオールの市場背景

最近ではエクオールのサプリメント市場も急成長しています。調査によると2017年度には約12億円の市場規模があり、2022年にはそのサイズが20億円に達することが予想されています。エクオールの産生能力を知ることで、より効果的な健康管理が可能になると考えられており、その需要は今後も増加するでしょう。

女性ホルモンに注目した健康管理

日本では、女性ホルモンのバランスが健康に与える影響についての理解が深まっています。生理不順や妊活、更年期といったさまざまなライフステージで、女性ホルモンの状態を知り、その対策を行うことが重要視されています。2015年度には東京の東京ミッドタウンクリニックでのエクオール検査受診数が98件だったのに対し、2017年度には267件に増加しており、名古屋においても同様の傾向が期待されます。

より良い健康を目指して

ミッドタウンクリニック名駅では、今後もエクオールに関連したさまざまな検査を導入していく計画です。加えて、検査結果に基づいて吉形玲美医師のアドバイスを受けることができ、よりパーソナルな健康管理が評価されています。名古屋周辺に住んでいる女性の皆さんには、ぜひこの健康検査を活用し、自分自身の健康管理に役立ててほしいと思います。