沖縄伝統技術とエコ
2025-07-18 12:42:23

沖縄の伝統とエコを結ぶ新プロジェクト「アップサイクル琉球紅型風呂敷」販売開始

沖縄の伝統技術とエコが融合する新商品



沖縄の伝統工芸「琉球紅型」をベースにした新しいプロジェクトが始まりました。一般社団法人アップサイクルが推進する「アップサイクル琉球紅型風呂敷」が、7月18日(金)から販売開始されます。この商品は、栃木県の城間びんがた工房の監修のもと、再生紙や間伐材から作り出される紙糸「TSUMUGI」を使用しており、製品の背後には環境保護や文化継承という素晴らしい目的が隠れています。

琉球紅型の歴史と魅力


琉球紅型の起源は約300年前にさかのぼるとされ、沖縄の王族や士族の衣装として発展してきました。紅型の名前は「びん」(色)と「かた」(模様)から来ており、色鮮やかで独特なデザインが特徴です。しかし、長きにわたる歴史の中で、この伝統工芸はさまざまな困難に直面しました。特に、着物の需要が減少する中で製作技術を持つ職人の減少が問題となっています。そこで、現代のニーズに応えながらも紅型を継承するための新たな試みが必要です。

アップサイクルによる新しい取り組み


アップサイクルプロジェクトは、使用済みの紙や未利用の間伐材を再利用して紙糸を生み出す活動です。これにより、製品に環境への配慮が加わり、一つ一つの商品の背景にもストーリーがあります。「アップサイクル琉球紅型風呂敷」のデザインには、沖縄の自然や文化が取り入れられ、地元のアーティストたちが参加しています。

例えば、作品「クロトン」は、沖縄の厳しい環境に適応して成長する植物の特性を表現しています。作者の神谷明子氏は、環境を支えるアイデアを図案化し、持続可能なライフスタイルを提案しました。

他にも、コーヒーにまつわるさまざまなデザインが登場しており、それぞれに意味があります。作品「…and?」では、コーヒーを通じて人々の会話をつなげる力を表現しています。このように、製品はただの布ではなく、使うたびに思い出や感情を呼び起こす力を持っています。

購入方法と販売場所


「アップサイクル琉球紅型風呂敷」は、沖縄県の城間びんがた工房をはじめ、福島県の直営店や東京のSHOGUNcaféなどで販売されます。ECサイトでも購入可能で、詳しい情報は公式サイトをチェックしてください。

このプロジェクトは、ただの製品販売に留まらず、伝統技術の継承やエコ意識を促す重要な取り組みです。沖縄の文化を次の世代に繋げるため、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。地域の特色あるデザインとともに、心を豊かにするアイテムとして活用してください。


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会社情報

会社名
一般社団法人アップサイクル
住所
大阪府大阪市中央区本町3-3-9
電話番号

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