エシカルベビー服ブランドHaruulala organicの新たな取り組み
環境問題が深刻化する中、エシカルベビー服ブランド「Haruulala organic」が新しい試みを発表しました。2023年12月29日から、海をテーマにした商品販売の売上の1%を海洋プラスチックごみの回収活動に寄付することを決定しました。この取り組みは、子どもたちの未来を考え、海の美しさを取り戻すことを目指しています。
海洋プラスチック問題の現状
現在、毎年およそ800万トンのプラスチックごみが海に流出しており、2050年には海洋プラスチックごみの重量が魚の重量を超えるとの予測もあります。このままでは、将来の世代が住む海は、ごみで満ちあふれてしまう恐れがあります。Haruulala organicは、こうした問題に対して、少しでも多くの人々、特に親たちに実態を知ってもらい、行動変容を促すことが重要だと考えています。
商品情報「アンダーザシー」
Haruulala organicでは、海の生き物をモチーフにした「アンダーザシー」デザインのアイテムを展開しています。ラインナップには、スタイ、パンツ、カバーオール、ブランケット、スリーパーの5種類があり、全てオーガニックコットンを使用。そして、製品の縫製は太陽光で発電された電力を利用することで、環境負担を軽減しています。また、輸送時に発生する二酸化炭素は植林を通じて回収され、持続可能な製造が実現されています。
- - スタイ:2,530円(税込)
- - パンツ:3,520円(税込)
- - カバーオール:4,950円(税込)
- - ブランケット:3,850円(税込)
- - スリーパー:4,950円(税込)
ブランケットとカバーオールは12月29日からの発売が予定されており、他の商品は2024年1月中旬から販売開始です。
一般社団法人JEANとの協力
この活動の背景には、一般社団法人JEANとの連携があります。JEANは、海洋ごみ問題に30年以上取り組んできた団体で、日本から国際的な海洋清掃活動へも参加しています。彼らは、ゴミを拾うだけでなく、根本的な解決策を模索し続けています。Haruulala organicの寄付も、このような活動への支援となります。
リユース商品の取り組み
Haruulala organicは、リユース商品の販売も手掛けています。着ることができなくなった洋服を回収し、その売上の一部を途上国の子どもたちにワクチンとして寄付しています。また、おさがりを促進するために、洋服には3人分のお名前タグをつけるなど、次世代への受け継ぎを大切にしています。
環境に優しいブランドの理念
「Haruulala organic」は、2017年にバングラデシュで設立され、児童労働の撲滅を目的に活動しているブランドです。自社の工場を現地に設立し、地域の貧困家庭に安定した雇用を提供することで、子どもたちが働かずに済む社会を目指しています。また、同ブランドは太陽光発電の導入や植林活動を通じて、生産及び輸送時に発生する二酸化炭素の自主回収にも力を入れています。
詳細はこちらのリンクからご確認できます:
Haruulala online shop
会社情報
- - 会社名: Sunday Morning Factory 株式会社
- - 設立: 2017年3月
- - 代表者: 中村 将人
- - 本社所在地: 福岡県福岡市東区多の津4-14-1
- - 事業内容: ベビー服の製造・販売
今後もHaruulala organicの取り組みにご注目ください。