舞台は大阪へ！森崎ウィンが魅せる最新ライブツアーの魅力とは

森崎ウィンの新たな進化を確認！東京公演レポート

2024年5月にニューシングル「U」のリリースを控え、森崎ウィンの勢いが増しています。2023年8月31日から始まった「MORISAKI WIN LIVE TOUR ～MODULATION～」は、東京公演を経て、9月22日・23日に大阪で開催される予定です。今回は東京公演の模様をお伝えし、その魅力に迫ります。

東京の竹芝ニューピアホールで開催されたこの公演では、バンドメンバーが一新され、音楽監修には宮野弦士が参加。新たな化学反応と共に、観客を魅了することに成功しました。1曲目「Me, Myself and I」の幕開けに、拍手が自然にわき上がる。「Fly with me」のサビではcrew（ファン）と一緒に踊り、森崎の楽しさが伝わってきました。これが音楽の力なのですね。

バンドが加わることで、森崎の柔らかい声とバンドサウンドが一体となり、新たな魅力を生み出します。高音域まで安定した歌声、厚みのあるドラムやベースのリズム、メロディアスなキーボードとギターが心地よく響く。オリジナルに新たなアレンジを加えた楽曲は、既存のファンにも初めて聞く方にも楽しませてくれる内容になっています。

MCでは、「ウィン！」という声が飛ぶ中、森崎は「いいね、もっと」と応じ、客席との一体感を生み出しました。天候の影響にもかかわらず集まったcrewに感謝すると共に、「全公演出し切っていますが、今日は皆さんを幸せにします。」と力強く宣言しました。今回のツアーのテーマである「MODULATION」には、彼の成長と新たな挑戦が込められています。

続くアレンジでは、生バンドの良さを活かしつつ、オリジナル楽曲を披露しました。楽曲を知る方も、初めての方も楽しめる配慮がなされていて、森崎の歌声やバンドの演奏に引き込まれる時間が流れました。さらに2度目のMCでは、「こんなにカッコいいのができたんだぞと早くみんなに伝えたくて…」と冗談交じりに話すものの、必死にその思いを伝えている様子が印象的でした。

「Move out」の前には「まだまだ踊れるかい？」と煽り、客席の熱気がさらに高まりました。森崎とバンドメンバーの楽しそうな雰囲気からも、ライブへの熱量が存分に伝わってきました。衣装チェンジを挟んだ後は、シックな雰囲気のメドレーへ。間奏でのダンスやジャジーなアレンジで、シンガーとしての魅力だけでなく、ミュージカルでの豊かな表現力も感じました。

観客との心温まるやり取りや、チームの親密さを感じさせるコメントが飛び交う中、「What U Wanna Do?」では全体が一つとなって、彼の幸せな歌声が響き渡りました。また、2024年の新曲「U」のコールではcrew全員が応え、会場全体の一体感が強まりました。

最後のアンコールでは、明るい「Be Free」を披露し、全員で踊りながら東京公演を盛り上げる一幕がありました。大阪公演でも新曲の披露が期待される中、締めくくりはピアノ伴奏と共に歌い上げ、甘く柔らかい声で観客に語りかけました。

今回のライブは、森崎ウィンが届けたい音楽の姿を体現したものでした。多彩な楽曲を通じて、彼の新たな魅力を感じることができる内容に仕上がっています。大阪公演への期待が高まる中、彼のさらなる進化を楽しみにしたいと思います。