自宅のペットを見守る新サービス『スマート・アイ』が全国展開へ

自宅のペットを見守る新サービス『スマート・アイ（Smart-Eye）』の登場

ペットを愛する方々にとって、その愛しい存在をいつでも近くに感じられることは特別な意味を持つ。2011年5月24日、東京都中央区に本社を構えるスマートソリューションズ株式会社が、監視セキュリティ機器商社の株式会社エスエスユニットと提携し、革新的なペット用モニタリングサービス『スマート・アイ（Smart-Eye）』～ペットバージョン～の提供を開始した。このサービスは、スマートフォンやタブレットを使って、外出先でも自宅のペットの様子を動画と音声で確認できるというものだ。

サービス開始の背景

ペットフード協会のデータによれば、2010年10月時点での日本の犬の飼育頭数は1186万頭、猫は961万頭に達しており、多くのペットが室内で飼われている。これにより、ペットの存在が家庭においていかに大切かが再認識されている。愛するペットの健康や安全を心配する飼い主が多い中、『スマート・アイ』はそのニーズに応えるために生まれた。

モニタリング機能と安心感

『スマート・アイ』はIPカメラを利用し、リアルタイムでペットの様子を見守ることができる。具体的には、以下のような機能が搭載されている。

- ウェブサーバ機能: スマートフォンがなくてもペットを見守れる。
- 遠隔監視機能: 離れた場所でも映像を確認可能。
- パンチルト機能: カメラを上下左右に動かし、広範囲をモニタリングできる。
- 暗視機能: 暗い場所でもペットの様子を確認できる。
- デジタルズーム: 遠くのペットもしっかり確認可能。

これにより、飼い主は出先での不安を軽減し、ペットが安全であることを確認できるだけでなく、普段は見られない行動を観察することができる。たとえば、留守中にどのように過ごしているのか、安心できる様子や少しイタズラをしている様子など、愛情をさらに深めるきっかけにもなるだろう。

具体的な利用例

このサービスが提供する価値は計り知れない。例えば、出張や仕事で家を空けなければならない時、家族と共にいるような感覚でペットの様子を確認できる。また、急な用事で外出する際にも、見守ることで安心できると好評を得ている。特に、愛犬や愛猫が特定の行動をしている時に動画を共有して、友人や家族にも見せることができる機能が支持されている。

料金と選べるオプション

このサービスには様々なオプションが用意されており、基本のカメラは2種類から選べる。IPカメラのキューブは52,290円、ビーグルは62,790円で、さらにスマートフォンやタブレット端末の利用、現地設定サービスなどが追加できる。

今後の展望

『スマート・アイ』は7月以降、順次全国展開を予定している。ペット愛好家にとって、愛するペットの健康と安全を気にかけることは非常に重要だ。これを実現するための新しい選択肢が『スマート・アイ』となることを期待している。動物病院やペットホテルでも導入できるため、多くの場面で活用されていくことだろう。私たちの生活に欠かせない存在であるペットを、より良く見守るツールとして、今後さまざまなシーンで活躍していくことが期待される。