クラウドサインがサイボウズと連携を強化
弁護士ドットコム株式会社が展開するクラウドサインは、サイボウズ株式会社の提供する業務改善プラットフォーム「kintone」との連携を強化し、契約書管理や運用の効率化を図る新たなサービス「クラウドサイン Basic for kintone」を販売開始することを発表しました。これにより、企業の業務フローがさらにスムーズになることが期待されています。
クラウドサイン Basic for kintoneとは
「クラウドサイン Basic for kintone」は、kintone上で契約書の送信から締結、管理までを一貫して行うことができるプラグインです。このシステムを導入することで、契約書をkintoneで作成し、簡単な操作で送信・締結が可能になります。これにより、紙の契約書の印刷や、異なる電子契約ツールへのアップロードなどの手間を大幅に省くことができ、業務効率が向上します。従来のようにクラウドサインにログインすることなしに、kintone上で契約情報を確認することもできるため、社員の作業負担が軽減されます。
サービスの詳細と学び
このサービスの利便性をより実感するために、企業側では実際の導入を検討する際、サービス説明動画も活用することをお勧めします。動画では、具体的な操作手順や使い方についてわかりやすく説明されています。
サービス説明動画はこちらから
連携強化施策の要点
今回の連携強化に伴い、いくつかの施策が打ち出されています。
- - kintoneソリューション推進チームの設立: 両社の連携を更に強化するため、業務のデジタルトランスフォーメーションをサポートする専門チームが設立され、円滑なシステム導入と活用をできるよう支援します。
- - リコージャパンとの協業: クラウドサインのプラチナパートナーであるリコージャパンと協力し、販売および導入提案を活性化させることになります。これにより、お客様へのサポートが更に充実し、導入から運用保守まできめ細やかに対応します。
- - 機能のアップデート: 今回のサービスでは、新たに送信取り消し機能やリマインド機能が実装され、kintone内での電子契約業務がよりシームレスに行えるようになります。
他の連携ソリューションについて
kintoneには他にも便利な連携ソリューションがあります。「クラウドサイン MAKE for kintone」は、顧客情報を元に帳票を自動作成し、契約締結までを一貫して行えるサービスです。また、「クラウドサイン FILING for kintone」では、紙で締結した契約書やクラウドサインでの契約書をkintone上で管理し、期限管理や検索機能を通じて利便性を提供しています。
企業コメント
サイボウズ株式会社の営業本部長、玉田一己氏は「クラウドサインとkintoneの連携が業務改善を促進することを期待しています。今後もお客様に最適なソリューションを提供できるようパートナーシップを深めていきます」とコメントしました。
まとめ
クラウドサインとkintoneの連携強化は、企業にとって業務の効率化や柔軟な対応を実現する大きな一歩となります。特にリモートワークが普及した今、デジタルで行える業務の効率化はますます重要です。この連携を利用することで、ビジネス環境を改善し、スピーディーでミスのない業務遂行が可能となるでしょう。
この新たな連携と取り組みが、多くの企業に新たな可能性をもたらすことを期待したいです。