ステップゴルフとGOLFINの協業、ゴルフ市場に新風
インドアゴルフスクール「ステップゴルフ」を運営するステップゴルフ株式会社は、Web3ブロックチェーンゲーム「GOLFIN」という新たなデジタルゲームとの提携を発表しました。これにより、ゴルフにおけるデジタルの要素を取り入れた新しい施策が実施されることになりました。
ステップゴルフが展開する129店舗、665打席のインドアゴルフスクールは、ゴルフをもっと身近に楽しめる場として、2012年に設立以来、成長を続けています。特に累計会員数88,621名を誇り、日本一の規模を達成しています。
GOLFINとの協力による新たな体験
「GOLFIN」との提携によって、ユーザーは現実のゴルフスキルを磨くことで、ゲーム内のアバターも強化される仕組みが導入されます。つまり、リアルなゴルフ練習を重視し、ステップゴルフの店舗でトレーニングを受けることで、ゴルファーとしてのスキルを向上させることができるのです。これにより、リアルなラウンドへの挑戦機会も増えるため、ゴルフ市場全体が活性化すると期待されています。
実際、3月7日から9日まで開催された『第59回 ジャパン ゴルフフェア 2025』では、両社が自社ブースを出展し、新たなビジョンを発表しました。デジタルとリアルを融合した施策の展開により、世界中のデジタルゴルフユーザーに対して、現実のゴルフプレイを促す仕組みが構築される予定です。
経済格差の縮小を目指して
ワンダーウォール株式会社の代表取締役、小松賢氏は「GOLFIN」のビジネスモデルについて、世界中において前例がないとし、さらなる市場拡大への期待を語りました。特に、富裕層のゴルフユーザーとゲーマーとの融合によって、経済格差の縮小を目指す意義について強調しました。
一方、ステップゴルフの代表取締役、榎本考修氏は、デジタルとリアルを組み合わせることで、1,000万人規模のゴルファーを目指す希望を述べています。随時、ゲームプレイヤーをリアルなゴルフへと導くプランが進行中であり、今後も双方向の利益を生むことが期待されています。
さらなる広がりを見せるゴルフ
今後、ステップゴルフは全国への新規出店を計画しており、ゴルフをより多くの人に楽しんでもらうための取り組みを強化していく方針です。老若男女を問わず、すべての人々にゴルフの楽しさを提供するため、健康的なライフスタイルを応援するウェルビーイングとしての役割にも活動の場を広げていきます。
「GOLFIN」も、リアルとデジタルの融合を通じて新たなゴルフエコノミーを創造し、参加者がアイテムやキャラクターを強化する仕組みを構築しています。ゲーム内のイベントや制度を通じて、多世代が楽しめるエンターテイメントを育んでいくのです。
この両社の取り組みが、今後のゴルフとデジタルの新しい関係を築き、さらに多くの人々にゴルフの楽しさを届けることが期待されます。