都築電気が健康経営優良法人に8年連続認定
都築電気株式会社は、経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人2025 大規模法人部門」において、8年連続で認定を受けました。この認定は、企業が従業員の健康を戦略的に管理・推進していることを示すもので、社員一人ひとりの健康維持や増進に注力しています。新たなステージへ向かう都築電気の取り組みを探ります。
健康経営優良法人認定制度の意義
この認定制度は、特に顕著な健康経営の実践を行っている法人を顕彰するためのものです。従業員の健康管理を経営の視点で考え、持続的な経営に貢献する取り組みが評価されます。企業は毎年実施される「健康経営度調査」に回答し、その内容が点数化されて認定されます。健康経営を実践する企業は、ステークホルダーからも高い評価を受けられるのです。
都築電気の健康経営への取り組み
都築電気では、2016年から健康経営を推進しており、「働く幸せを後押しする」ことを目指しています。2024年には「人の成長と活性化」というマテリアリティを設定し、企業全体で健康経営を支える体制を構築しています。以下に、具体的な施策をいくつか紹介します。
データ活用による活動改善
健康経営をより推進するために、データの集計や分析を行い、その結果を基に健康や働き方、意識の状態を数値化しています。2017年からは「サステナビリティ推進調査」を実施し、全従業員の健康状態や意識を把握、労働生産性向上に活用しています。2023年度からは、「組織別ポジティブ・フィードバック」を導入し、各部署の振り返りに役立てています。
運動機会の提供とコミュニケーションの促進
運動不足を解消し、社内でのコミュニケーションの活性化を図るため、都築電気は様々なスポーツイベントを実施しています。特に、「スポーツエールカンパニー」や「東京都スポーツ推進企業」として、6年連続で認定されています。今年度は国立競技場で行われるリレーマラソンや、ハーフマラソンへの参加を促進し、従業員に参加費用の補助も行っています。
医療従事者との連携強化
健康経営には、産業医や保健師といった医療従事者の関与が不可欠です。今年度は、産業医の役割の拡大に関する方針を策定し、より効果的に健康経営を進めていく方針です。経営層と医療従事者が共に協力し合うことで、従業員の健康管理を一層強化します。
都築電気株式会社について
都築電気は、「人と知と技術で、可能性に満ちた余白を、ともに。」というパーパスのもと、ICTを駆使して企業価値の向上と社会課題の解決に取り組んでいます。2023年には創業100周年に向けた「長期ビジョン」を策定し、企業価値の持続的な向上を目指します。
まとめ
都築電気の8年連続の「健康経営優良法人」認定は、従業員の健康を重視する経営方針の成果です。今後も社内の健康を支えるための新たな取り組みを推進し、健康経営を一層強化していくことでしょう。