ビーライズとNTTコノキュー、新たなXR事業で業務提携
広島に本社を構える株式会社ビーライズが、NTT QONOQ(コノキュー)との業務提携を発表しました。これにより、両社はXR(仮想現実)技術を活用した新しいサービスを提供していくことになります。提携の第1弾として、DOORとNTT XRコンシェルジュのサービスが開始されます。
コノキューの基本情報
コノキューは2022年にNTTドコモの完全子会社として設立され、VRやARなどのXR技術を用いた多様なソリューションを展開しています。主にメタバース、デジタルツイン、XRデバイスという3つのビジネスを中心に活動しています。これにより、個人、および法人の顧客に向けて新しい体験を提供しています。
ビーライズのビジョン
一方、株式会社ビーライズは「デジタルで明日を変えよう」をビジョンに掲げ、XR技術を通じたバーチャル空間活用サービスを提供しています。特色として、リアルな3DCG制作技術やアプリケーション開発があり、それを活かしてリモートトレーニングや遠隔教育など、幅広いサービスを革新しています。
提携の背景と目的
XR技術の需要は今後も拡大が見込まれており、教育やエンターテイメントなどさまざまな分野での活用が期待されています。ビーライズとコノキューは、それぞれの強みを活かし、多くの企業や自治体へXRソリューションを提供してきました。特にコノキューでは、強力なネットワークインフラと先進的なテクノロジーを駆使して、多彩なXRソリューションを展開。これに対してビーライズは、企画から開発までを一貫して行うワンストップサービスを提供しています。
提供される新サービス
今回の提携において、まず登場するのはDOORとNTT XRコンシェルジュという2つのサービスです。DOORは、ブラウザ上で簡単に仮想空間を作成できるメタバースプラットフォームです。ユーザーは時間や場所を問わず、アバターを通じてコミュニケーションを楽しむことができます。2024年2月末時点で、DOORは累計アクセス数1,100万超、ユーザー数293万超を達成しており、法人や個人問わず利用されています。
一方のNTT XRコンシェルジュは、AIや有人応対を両立させた接客システムで、効率的な接客体験を実現します。このサービスにより、企業や自治体は優れた顧客サービスを提供しながら、コストを削減することが可能になります。
今後の展望
ビーライズとコノキューは、今後も互いの強みを生かして様々な形で連携し続ける予定です。それぞれの技術やサービスを融合させることで、より多くの企業や自治体の課題解決へと寄与していくでしょう。提携の成功は、XR技術が提供する無限の可能性を示すものと言えます。
お問い合わせ先
問い合わせに関しては、以下の連絡先にてお受けしております。