ポーランドとの交流
2025-07-08 10:38:15

島根県立大学がポーランドの高校生とオンライン交流を開催

島根県立大学での国際交流



2023年6月9日、島根県立大学浜田キャンパスにおいて、ポーランドの高校生たちとのオンライン交流が行われました。この活動は、同大学のゼミ活動の一環として企画され、多くの学生が参加しました。講師陣には大室・メリッサ・ハントリー講師、ケイン・エレナ・アン教授が名を連ね、さらに美濃地裕子学長補佐の協力のもと、松江市立皆美が丘女子高等学校や島根県立松江南高等学校、島根県立浜田高等学校の高校生たちも参加。

イベントの進行



交流はZoomを使用して、少人数のグループに分かれて行われました。参加者はまず自己紹介をし、その後日本とポーランドの日常生活をテーマにプレゼンテーションを行いました。お互いの学校生活や部活動についての情報交換が行われ、質疑応答の時間も設けられました。

英語が母国語でない両国の生徒たちは初めは緊張していた様子でしたが、サポーターが率先して自己紹介や話題提供を行い、交流の雰囲気を和ませました。例として、日本の学校での活動や制服、休日の過ごし方などに関して、両国の生徒が活発に質問を交わしました。特にポーランドでは、長い夏季休暇に家族旅行を楽しむ文化があり、日本の約1か月に対し2か月も休暇がある点が驚かれました。

貴重な文化交流



このオンライン交流を通じて、普段の生活ではなかなか接点のないポーランドの高校生と直接コミュニケーションを取ることができたことは、参加者全員にとって貴重な経験でした。サポーターの役割の重要性とその難しさを体感した場面も多くありました。言語の壁を越えて、グループ全体に気を配りながら活動を進めることは、想像以上に大変なことでした。

初対面かつ言語を異にする相手との交流では、緊張から発言が鈍ることもありますが、サポーターが進んで会話をリードすることで場が和み、よりスムーズな交流が可能になることを学びました。

世界を広げる「グローバル・ディスカッション」



島根県立大学では、「グローバル・ディスカッション」というインターナショナルな授業を開催しています。アメリカや中国はもちろん、インドネシアやトルコ、ペルー、北マケドニアといった多様な国々との交流を通じて、英語力の向上だけでなく、各国の文化や価値観に触れる機会が用意されています。これにより、異文化理解の必要性を実感し、多様な考え方を受け入れる力を培うことができるようになっています。

今後もこのような貴重な交流の機会を大切にし、皆の視野を広げ、学びを深めていく意義を感じています。そして、参加した高校生も、楽しさや緊張、達成感など多くのことを実感しつつ、さらなる国際交流に興味を持ってもらえると嬉しいです。この機会を通じて、本学の「グローバル・ディスカッション」への参加が、一層の多様な国や人々との出会いへとつながることを期待しています。


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会社情報

会社名
公立大学法人島根県立大学
住所
島根県浜田市野原町2433-2
電話番号
0855-24-2200

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