カンヌライオンズの潮流とPRの未来を探る
公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)は、2024年度のカンヌライオンズPR部門において重要な役割を果たすトークイベントを開催しました。今回は、PR業界で著名な3名の専門家が集まり、今年のカンヌライオンズにおける体験やパブリックリレーションズの新たな展望についての意見を交わしました。
参加者には、田上智子氏(カンヌライオンズPR部門の審査員)、嶋浩一郎氏(博報堂・博報堂ケトル)、そしてPRSJの理事長である山口恭正氏(電通PRコンサルティング)が名を連ねています。彼らはそれぞれ異なる視点からPRの潮流を捉え、今後のアワード受賞のためのヒントや戦略について熱く議論しました。
パネルディスカッションの内容
世界的視野で見つめるPRの現状
今回のディスカッションでは、世界中のPRのトレンドや、どのようなアイデアが受賞につながるのかなど、多岐にわたる議論が展開されました。田上氏は、カンヌライオンズの評価基準や審査のプロセスについて詳しく説明し、受賞するために必要な要素を挙げました。特に、創造性や社会的価値がますます重要視されていると述べ、他の国々の成功事例を引き合いに出しながら説明しました。
一方、嶋氏は、パブリックリレーションズが果たす役割の変化について触れ、「ブランドがどのように消費者とつながるか」が今後のPRの鍵になると指摘しました。特に、デジタル時代において、特のターゲットに訴求する広告戦略が必要だと強調しました。これに対して、山口氏は、PRが持つポテンシャルと社会貢献の重要性について述べ、ただビジネスを成功させるだけでなく、持続可能な社会を築くための責任を持つべきであると提言しました。
動画の視聴について
このパネルディスカッションの模様は、2023年9月25日から限定3か月間、オンデマンド配信されています。PR業界に興味を持っている方、またカンヌライオンズを目指す方にとっても、非常に意義深い内容が満載です。視聴が可能な方は、PRSJの会員であれば無料で視聴できますが、非会員の場合も、1,000円(税込)で視聴が可能です。
特設ページへのリンクはこちらです:
PR協会特設ページ
エントリーのご案内
さらに、PRSJは「PRアワードグランプリ2024」のエントリーを受付中です。エントリー締切は、2023年10月15日(火)17時です。このアワードに参加することで、カンヌライオンズに向けたステップを踏むこともできるため、参加を考えている方はこのディスカッションをぜひ参考にしてみてください。
詳細は、エントリーページをご覧ください:
PRアワード情報ページ
このように、カンヌライオンズを活用することで、PRの未来に向けたヒントやアイデアが得られる機会が広がっています。興味のある方は、ぜひ視聴して、今後の展望を見つけてください。